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http://www.vitamin-ccc.com/c/progress.html
「超高濃度ビタミンC点滴(一度の点滴でおよそ50グラム以上のビタミンCを投与することをこう呼びます)が選択的にがん細胞を叩くことができる」という内容の論文が、米国・国立衛生研究所(NIH)、米国国立がん研究所(NCI)、そして米国食品医薬品局(FDA)に所属する研究者たち8名の共同研究の結果、2005年9月20日付けの「米国科学アカデミー紀要」という権威ある雑誌に掲載され、これが大変センセーショナルなものとして米国内でも注目を浴びることとなりました。
ビタミンCの効能については過去に2回のノーベル賞(ノーベル化学賞、ノーベル平和賞)を受賞したライナス・ポーリング博士によって、1970年代から提唱されていたのです。
彼はスコットランドの医師であるユアン・キャメロンと共同で、「ビタミンCを適切に使用すれば進行期のがん患者でも、その生存期間を延長できる」という優れた内容の論文を「米国科学アカデミー紀要」に発表しました。
しかし、およそ30年もの間このポーリング博士の主張は闇に葬られるという、不幸な道を歩みました。それは、メイヨー・クリニックからの反論に遭ったためです。ポーリング博士らが行なった臨床試験の方法(ビタミンCを点滴と経口から投与)とは異なり、メイヨー・クリニックのグループが行なったのは経口投与のみという、決定的な違いがあったにも関わらず、同等の試験方法とみなされてしまったのです。
経口からサプリメントとして摂った場合と静脈からの投与の場合とで、ビタミンCの血中濃度に大きく差が出るという非常に重要なことが、当時はまだわかっていなかったようです。こうした不遇に屈することなく、ポーリング博士は92歳で他界するまでビタミンCの研究を続け、その後も弟子たちが引き継いでいました。
地道な研究が実を結んだ末に、冒頭に述べたような2005年の研究論文発表へとたどり着いたのでしょう。このビタミンCを大量に投与する、「超高濃度ビタミンC点滴療法」は米国やカナダで広まり、米国では2009年現在2万人程の医師が施行していると言われています。
また、現在米国政府の認可の下で臨床研究が行なわれており、既に第Ⅰ相試験(毒性などの試験)を終えて現在第Ⅱ相試験(抗がん作用についての試験)がカンザス大学において終了予定であり、この後の第Ⅲ相試験を経て、近い将来「抗ガン剤」として正式に認可される可能性が充分あります。
免疫細胞療法成功日記クンより