こんにちは。
本日、順天堂で標準治療前の検査とアリムタ単剤投与しました。
8月15日に国立国際医療センターにて、全身精密検査をし、
結果は良好でした。(
新たな転移は無し。
最大病変2つも1月に比べ1つは4mm、もう1つは2mm増)で、
その他は不変でした。
ただ、少しアリムタ単剤の効き方鈍くなっている様子なので、
主治医から、
10月から、アリムタ+アバスチン併用を提案されました。
そして今日、順天堂で採血・採尿・胸部レントゲン検査をしました
結果、
1.レントゲン画像
1)上の標的病変は前回8月4日順天堂レントゲン画像と縦最大径サイズ変わらず。
ただ、幅は少し長くなったかな?という感あり。
評価は、不変。
2)下の標的病変は、これが驚くことに、前回8月4日が18mmだったのが、
今回は14mm程度。かなり小さく、淡くなっていました。
画像については、上が新生血管を作りだした可能性あり。
下は、それがないので、樹状細胞ワクチン療法とNK細胞療法が効いてきたと推察。
2.採血
1)白血球、赤血球、リンパ球(34%と絶好調!)、腎機能、肝機能問題なし。
2)マーカーが、3回連続上昇、CEA9.0です。(前回7.2、前々回6,6、その前が5,7)
上の画像がこの半年8mm増大していることから、その影響がマーカーに出ていると
推察。
3.採尿
問題なし。
以上により、特に上の最大標的病変を弱らせることを第一戦略とする。
新生血管の引き込みが推察され、これをストップさせ、新生血管を破壊するのが
ベストな戦術。
となると、アバスチンが最適。
ただ、問題は、順天堂では、アリムタ+アバスチン2剤併用のプロトコルは認めていない。
順天堂土曜受診を前提とすると、
アリムタ継続または、アバスチン単剤のいずれかの選択です。
2剤併用を選択するためには、国立国際医療研究センターで平日投与となり、
半休を会社に申請する必要があります。
しかも毎月です。
これでは、会社からの評価が下がります。回避すべし。
よって、QOLと治療効果の最適化を熟慮、セカンド、サード、フォース、フィフスオピニオンをとり、
結果、順天堂土曜受診のアバスチン単剤で進めることを
私自身は決めました。
順天堂の了解は得ている(どちらの単剤もOK)ので、あとはセンターにその旨報告し、
実施する次第です。
アバスチンは、免疫細胞をキャンサーセルに誘導するため、
現在定期実施している免疫細胞療法とも相性がいいので、
効果は十分に期待できます。
※尚、アバスチンの副作用、尿たんぱくが高くなってきたら、即座に休薬。
これをご覧になっている患者様、経過観察の皆さま、
ご参考いただければ、幸いです。
免疫細胞療法成功日記クンより