元NFLスーパースターのOJシンプソンが亡くなったとのニュースがありましたね。超有名人が殺人容疑者で結局無罪判決でしたが人種問題も絡んで大変な騒ぎになりました。

 

 

そこで思い出したのが数年前の話。家の売買がきっかけで友人関係になった不動産エージェントAとレストランで食事をしていたときの事、少し遅れて隣に男女4人組が座りました。その1人BがAの知り合いだったんです。彼らは先に食事を終えて先に帰りましたが、その後Aからこんな話が出てきました。彼女も高齢でしかもこの事件がかなり前だったこともあり、不明確なところもあったり(とくに時系列)するのですが要約すると、

 

ある女性が行方不明になり何年か経って山中で遺体となって発見されました。殺人事件として捜査線上に上がってきたのはBの実弟Cでした。そしてCは有罪判決を受け服役します。しかし数年で釈放になったようです。釈放理由をAに聞きましたが覚えてないそうです。ところで犠牲者の女性にはお兄さんDがいましたが、釈放後のCとショッピングモールのパーキングで出くわしてしまったそうです。すぐ様Dは車から銃を取り出し(そうところもなんかアメリカっぽくて怖いですよね)Cを射殺、その後D自身も自ら命を断ってしまったそうです。

 

BがCと兄弟だった以外にこの事件に絡んでいるのかというと女性の遺体を調べるとなんとBの自宅にある物質と同じものが検出されたそうです(多分ラグかカーペット)。警察の捜査もBに及びますが証拠不十分で立件されませんでした。普通に考えるなら直接手を下していないにしろ殺人補助とか死体遺棄の可能性は十分にあるんじゃないかと思ってしまいますがAに聞いてもこれまた覚えておらず。肝心のCの保釈理由やBの共犯説が謎のままで消化不良ですね。

 

殺人容疑をかけられてもこの土地に住み続けていると言うことは潔白だったのか、もしくはものすごい心臓の持ち主か。僕だったらいくら潔白でも耐えられなくて引っ越しちゃうかな。でも引っ越したら関与を認めたと思われるので敢えてしないんでしょうか。Bも不動産エージェントですがこの件でライセンスを剥奪され今は同じく不動産エージェント妻のライセンスで仕事をしているそうです。