さて、NYにはるばる来たのはブロードウエイミュージカル「The Notebook」の初日公演を観劇するためでした。
小説をもとに2004年にライアン・ゴスリングとレイチェル・マクアダムス主演で映画化(えっもう20年も前なんですね!邦題は「きみに読む物語」)されたのでご存知の方も多いはず。僕は小説も映画も未読、未見なのであらすじだけ事前に調べましたw
なぜわざわざ初日なのかというと旦那がこのミュージカルに出資しているからなんです。
どういった経緯かはわからないですが去年の夏前くらいに急に言い出して、自分としてはふーんっていう感じだったんですが色々プロダクション側とやり取りしていたみたいで出資者には初日のチケットが2枚確保されていたんです。
オープンニングなのでほとんとインビテーションオンリーで満杯、立ち見もずらっとすごかった。
さて肝心の出来ですが評論家からの評価はあまり芳しくないようです。。。
素人目線からですが物語の性質上全体的に地味。出演者も12人くらいだけだし派手な演出もないので家族向けではないです。しっとりと上質な大人のためのミュージカルって感じ。もし旅行でNYに来て一つだけミュージカルを見ようということになって数ある中からこれは選ばないだろうな。
主人公の2人は思春期、青年期、晩年期と3組登場しますが今のご時世がら小説、映画では白人カップルだったのがミュージカル版では片方が黒人に変わっています。しかも同じキャラクターで人種が変わるんです(男性は白人→白人→黒人に、女性は黒人→黒人→白人)!!!それぞれの年代としての現在、晩年期の過去の記憶として3組がそれぞれに、時には一緒に登場し3つの時代を絶え間なく行き来する演出でキャラクターの人種の変化は気になることなく楽しめました。
このミュージカルもTシャツやマグカップ等グッズを販売していますが売上ナンバーワンはティッシュだそうです。(これは宣伝目的で実際は他のアイテムの方が売れてるんじゃないかと勘繰ったりもしますが)泣けます! 周り全員泣いてました!!
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自分として気になるのはミュージカルに出資して儲けが出るのかということです(そこかい!)。
出資する前のプロダクション側からの説明では利益は出るのは3割ほどの確率だそう!上演期間が最低8ヶ月以上だそうです。多分無理かな。まあ旦那が納得しているんならいいんですけど、旦那は資金回収は二の次でミュージカルに出資という未知のプロセス自体を楽しんでいるようです。
チケットを受け取りに行ったプロダクションのオフィスにて。
RENTも制作していたんですね。
ミュージカル観劇後はブロードウェイからセントラルパーク移動。Tavern On The Greenにてアフターパーティー!!!