夜空に幾万発もの花火が舞う。長良川の上空を乱舞する火花。水面の上に火花が映えている。

そうだこれも大自然の摂理。物事は対極にあるものが、各々を引き立たせるという。水と火はまさに対極。対極にあるものが、それぞれの立場を尊重しコラボレーション出来たとき、真の美が生まれるのだろう。

海上の花火、湖上の花火、河川の花火、どれも絶品の美を生み出している。それだけではない、夜空の暗闇のお陰で花火の放つ光が映える。これもまた究極の対極。我々は、眼前の美を愛でながら、眼前の美の成り立ちに想いを遊ばせ、コラボレーションの大切さに気付かねばならないのかも知れない。

自分の中の対極も人間関係の対極も組織内での対極も、きっとお互いを引き立て合うコラボレーションが存在しているに違いない。お互いを引き立て合うコラボレーションを探し続けていたい。

何故ならそこに夜空の花火のような真の美が在るのだから。