色んな人いるけど気にせず行こうぜって話第二弾。


あれはフリー雀荘デビューしたての頃。場所は渋谷。
技術も知識もないし緊張しながら局をこなしていた最中、奴は来た。

これまで2,3年はフリーで打ってきたが、ダントツにはやい男。

アガるのが「早い」わけではない。
とにかく打牌が「速い」のである。

あまりに速すぎて手が全自動餅こね機に吸い込まれても一言も発しなかったあのくまモンですら、見たら「速かけん」と言ってしまいそうなくらい速い。

いまだからこそよーくわかっているのだが、こういう極端にペースが違う人間と同卓した場合、気を付けないといけないことがある。それは


「ペースに呑まれない」
*極端にペースが違う犬、もしくはオカピと同卓した場合も同様


なんとなくプレッシャー感じてスピードを合わせて打つと、あれよあれよと甘い牌を出してしまい、相手に点棒をチュパチュパと吸われてしまう。

それだけではない、振り込むのではなく見逃してしまうことも多々あり、当時の僕もそのめちゃ速い人(犬やオカピではない)がせっかく出してくれた当たり牌を見逃し、清一色アガれず。それを引きずりボロ負けした。


逆もまた然り、べらぼうに打牌が遅い人(犬やオカピではない)と同卓した場合も同じで、これはこなれた中級者が初心者と同卓した際にイライラして、感情にまかせて粗い打ち方をしたせいで初心者にボコられてしまうわけである。


兎に角である、自分と打牌のペースが違う人間(犬やオカピではない)と同卓しても、ペースを崩さないことが大前提で、これを意識するだけで、プロのメンバーと局を囲むことになってもいくらか勝率をあげることが可能と考える。

さらに言ってしまえば、自分のペースで打っていれば、相手からするとペースを崩されているわけで立場が逆転、うまくいけばポッキーいちごみるく味にひけを取らないくらい、甘い甘い、あむぁ〜い(甘い)とぅえんぶぅおう(点棒)をむしゃぶり尽くすことができる。


ふう、僕としたことが真面目な記事を書いてしまいました。
人間失格だな僕は。もう僕なんてあれだ、もうオカピだ。
そもそもこんな誰が見てるかもわからんブログをいつまでも書いているのがオカピいのだ。