ウィスキーの基礎知識・その2 | ジャンショーグンの農林水産業

ウィスキーの基礎知識・その2

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5大ウィスキーのうち、スコッチと日本はシングルモルトとブレンディッドに大別されます。シングルモルトは1つの蒸留所で作られたウィスキー。ブレンディッドは複数のモルトウィスキーとグレーンウィスキーをブレンドしたものです。音楽に例えるならブレンデッドはオーケストラ・シングルモルトは1つの楽器で楽しむソロコンサートのようなものです。

アルコール度数の高いウィスキーに水を加える事によって、強いアルコールに閉じ込められている香りが開き、格段に良くなる物も。好みのウィスキーを見つけたらいろいろな飲み方を試して、味の違いを楽しむのがお勧め。基本はまずストレート。少量を舌の上で味わい、水を一口と交互に楽しんだら、ウィスキーと同量の冷やした水を加え、トライスアップで。クセのあるウィスキーはハイボールにして、炭酸の爽やかさで食欲を刺激するのも良いかもしれません。

主な飲み方は5種類あります。
ストレート:ウィスキーの個性を存分に味わえる飲み方。口のすぽまったグラスから、香りが引き立ちます。
トライスアップ:ウィスキー・水=1:1で割る方法。氷が入っていないので、時間がたっても薄まりません。
ロック:氷が解けるのに従って、だんだんと味わいが変わる飲み方です。面積の大きい氷を入れるのがセオリー。
水割り:ウィスキー・水=1~2.5で割る方法。軟水を使うと柔らかい味わいになります。
ハイボール:炭酸で割り、食前酒に向いています。好みのブランドで作れば格別。