量より質だがまずは量 その前に戦略? | 因果倶時

量より質だがまずは量 その前に戦略?

夢発見日記より。


たしかにそうだ。


量より質というが、まずは量をこなさないと、質が生まれない。

質を安直に産むことは極めて困難だ。

沢山の量をこなす中で、自然と無駄が淘汰され、目的に行き着く最短距離が生まれてくる。これが質だ。

たとえば日本が誇る匠な精密加工技術。

理論からは匠は生まれない。

もちろん理論は大事だが、匠といわれる域は、長い時間の経験の中から生み出されてくる、究極の微調整だ。

もっと身近なところでは、営業でするプレゼンとか。

プレゼンというのも数をこなすうちに、磨きがかかり、言いたいことをずばっと言えるようになる。



ところで、質を産むために一生懸命量をこなし、コツコツコツとひとが積み上げたものを、一瞬にして覆すことが得意な国がある。


アメリカだ。


日本人が100のものを101、102にするところでしのぎを削るところに彼らはついていけない。

ところが、彼らは一瞬にして土台を取り替えてしまう。

そうすると、そもそも、100が「0」になってしまい、新たな「1」が生まれてくる。

日本人にとっては晴天の霹靂というものだ。

何十年もかかって100を110までもってきたのに、それをいきなり「0」にされては、まったくもって、骨折り損、というものだ。

その上、100が110になっていることの価値を評価してくれる人は世界にあまりいないときている。

なぜなら日本では大衆製品を磨き上げるからだ。

ヨーロッパのように、高級製品を磨き上げるのは、あまりうまくない。

大衆製品をいくら磨き上げたところで、、、、買う人の購買力に問題があるってもんだ。



。。。。にっぽん、くじけるなよ、、ガンバレ。。。。