駅弁大会 | 因果倶時

駅弁大会

今日は外出。
行き先は百貨店の駅弁大会。
すごい人手。昼過ぎに行ったら、ほとんどの駅弁が完売状態。

しかし日本の駅弁というのは、本当独特の文化になっている。
今日の目玉は上越新幹線復旧と同時に売り出された新作弁当だ。

観光地の復旧

電車で日本人がやってくる

駅弁で盛上げよう!

というこの発想が、いかにも日本という風土を表している。

駅弁というのは世界中に何がしかのものがあるようだが(「世界の車窓より」からの推測)、日本のように手の込んだ駅弁を出す国は無いだろう。

今では更に空弁というものがある。
これがブームになるということは、国内の空の旅がそれだけ市民権を得ているということの一つの証とも言える。
今日は空弁で有名な(らしい)焼き鯖弁当というものを食べたが、、、、激ウマ!!!だった。

にしても、なぜ駅弁大会のようなものがこれだけ賑わうのか、考えてみた。

結論→日本人ほど食に卑しい国民はいないんじゃないか?

うまいモノというとすっとんでいく。
まあ人間の基本的な欲望に対して素直な国民、と言えなくもないが、仕事や社会生活において満たされず、可処分所得も少なくてあまり派手に遊ぶことが出来ない日本人の欲望が食に殺到している、という見方も出来なくもない。いや、きっとそうなんじゃないか??
単純に海に囲まれた日本の食事がウマ過ぎる、ということもあるが、、

そう考えると、もし仮に食事が満たされなくなると大変だ。
国民の気が荒れ、韓国ばりの暴動が頻発したりして。