カサンドラに大切な自己肯定感とは?

 

アスペルガー夫と接しているとどうしても自分を責めてしまうことが多いとされています。あまりにコントロールできないことが多く解決の糸口が見えないですよね。

 

そんな中でいろんな葛藤や周囲の声が自分を苦しめていきます。

 

◆どうして結婚前に見抜けなかったのか?

 

「極端な性格的特徴があるのならば前から見抜けたでしょう?」

きっとそんな目にさらされて周囲に悩みを打ち明けにくくなるわけですよね。

 

事前に見抜ければ誰も苦しまないです。それだけアスペルガーは自分にも他人にもわかりにくいものなのです。

 

◆何を伝えても相手をコントロールできない

 

カサンドラの方が無力感を感じるのも

「相手にいくら弾を打っても当たらない」

「相手が弾を打たれている自覚がない」

ことが大きいのではと思います。

 

アスペルガーの自己防衛バリアは生半可なものではないです。

 

◆カサンドラの方が自分を取り戻すために

 

アスペ力を身に付け、アスペルガー夫の変化のツボを一つ一つ積み重ねていくことです。アスペ力とはアスペルガーの特性を理解・コントロールできる尺度です。

 

アスペルガーは合理性や理論が大好きであることを利用してください。反対に感情という弾はまったく効果がありません。

 

行動の目的を明示して具体的に話を詰めていけばアスペルガーに必ず変化がおきます。

 

働きかけにより変化が起こり徐々に好転していけば、

状況を支配できるという自信が必ずカサンドラの自己肯定感を高めてくれるはずです。