終戦の日。 | 宮原奨伍オフィシャルブログ「叩けば誇りの出る身体」Powered by Ameba

終戦の日。


私は、特攻機に乗り、敵艦隊へ
母はもう亡くなっております
父よりも先にお国のために逝きます
志願いたしました

小さな弟と妹がおりました
父と共に鹿児島は知覧まで
列車を乗り継ぎ、歩き
飛び立つ前日に会いに来てくれもした

弟は、私に憧れております、飛行機乗りになりたいと、妹は、バスガイドになりたいと、夢を教えてくれました

父へは言葉が出ませんでした
精一杯の敬礼をしました

戦争を終え、平和な日本のために




煙草を吸いました



坂東勝次

宮原奨伍


今夜は
鰻を共に頂きます


追伸

渡哲也大先輩のご冥福を心よりお祈り申し上げます。特攻隊員を靖国神社で生きた時、初めてご一緒させて頂きました勝野洋大先輩。勝野さんは、脈々と続く石原軍団の皆さんと共にした時間の多い方で、男の在り方、優しさ、強さを教えて下さる、よき先輩であります。

渡哲也さんにはお会い出来ぬままでございましたが、心をここに記します。

僕の父は、終戦の年に生まれました
父を想いながら。