終戦記念日までの一週間。 | 宮原奨伍オフィシャルブログ「叩けば誇りの出る身体」Powered by Ameba

終戦記念日までの一週間。


8月6日 広島へ
8月9日 長崎へ

原爆、原子爆弾がアメリカによって投下され
それが終戦への大きな出来事となった
日本は戦争に負けた

戦争ってなによ
知らないよって

負けってなによ
知らないよって

お国ってなによ
軍隊ってなによ
知らないよって

8月いっぱいは、楽しい楽しい夏休みだったよ
小学校の時、学校にいくのが当たり前だったよ
お盆には群馬に行ってさ、親父のお陰だよ
カブトムシとったよ
親父は八百屋だったから
青果市場に行ったことがあるよ
そこにカブトムシ売ってたよ
びっくりだよ
うちの八百屋にカブトムシが売ってたよ
かっこよくて嬉しかったよ

戦争はしてないよ
戦争のことなんか考えもしなかったよ


それが良くなかったかな
親の立場になって考えたら
子供に戦争の話を信玄にするタイミングなんてなかったかな
だからって親には感謝ばかりが僕にはあります

僕から聞いたの覚えてる
それでおじいちゃんに効いたの覚えてる

長崎の平和祈念式典の中継で
涙がこぼれた
被爆者代表の山脇佳朗さんのスピーチ
実体験として肉声を聴けるのは
もう後数年

語り継がねばならんよ

大人になりながら
僕は演劇を通して
戦争を深く知った

まだ知らないことあるかもしれない

でも

だから夏は好きだったのに
同じ日本の夏を思うと…

でもどこか知ってます
忘れないと壊れてしまうと
ここ数年で知ってます

戦いです、役者として
それではいけないことと
そうあってしかるべきだ
というはざまの戦いです

いや挑みです

うーーーー、戦うことは本能か
挑みます
に変えたところで
挑戦という言葉がでてくるね

僕の年下の女優の友達が送ってくれた
広島の灯籠流しの写真

今はなき人に想いを伝えようと
これを続けることで生きる力にしている人たちの
これで平和の尊さを知ることができる




続いているものの源はなんだよ

僕は演劇を通して


すべせんにぃ~
宮原奨伍