4月の末にお店を始めて約2ヶ月。「松山」という街にも馴染んできた。道を歩けば大抵、知り合いの一人や二人に会ったり、お客様に会ったり。何故、自宅から40キロも離れたこの街にお店を出そうと決意したのかは、ここ松山が沖縄で一番の繁華街だからである。東京で水商売をしていたときも「新宿や池袋、上野や五反田よりも断然、銀座か六本木!!」と考えて六本木でお店を出した。客商売の苦労はそのお店の場所が何処にあろうと一緒である。ならば、場末よりも一等地、三流よりも一流の場所で苦労した方が、その甲斐があるというもの。この持論は俺が商売を始めた20年前から変わっていない。

さて、ここ「松山」についてである。うーん、まったく読めない。従業員も揃えて準備万端の週末が暇だったり、週の半ばに超満卓になったり、夜中の2時から大忙しになったり・・・・。まだまだ、勉強不足である。果してこれから先、この街のことが分るようになるのは何時になる事やら。日々精進である。