以下の2局面で▲4四角と角を切って銀を取る手の是非を考える。


①は取って良い。
②は取ったらダメ。


銀取りからの▲4一銀と割りうちの銀を狙ったあと▲2三飛成まで同じ。相手の角道が通っているとこの後がうまくいかない。

自陣を見ないで飛車を打つと自玉の詰みまである……(さすがにお粗末すぎるが)

▲7七銀と上がって角道を塞いでも先手は不利。
②は無理攻めでダメだということだ。

詰めが甘いと飛車成までは読めても、そのほかの条件が見えなくなってしまう。

大駒は不必要に切らないこと。