すでに大きなニュースとして取り上げられていますが、里見香奈女流三冠が奨励会の初段になりました。まずは里見さん、おめでとうございます。
初段に昇段する事を「入品（にゅうほん）する」と言うのですが、これは将棋界特有の表現のようです。
私が奨励会の初段になったのは、15歳の時。いろいろな先輩達に「奨励会の初段は、棋力でプロと遜色ないよ」と言われていたので、ちょっぴり嬉しかったような気がします。
自分が棋士になった今、奨励会初段の棋力を正確にはわかりませんが、「入品する」というのは、そういう感覚からくる表現なのかもしれませんね。
この先には三段リーグがあります。女流三冠の里見さんでもまだまだ先は厳しいですが、女性初のプロ棋士へ、大きな一歩であるのは間違いありませんね。
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