(1)
人と出会い、

書物や風景と出合い、

人間は変わる。

言葉は力を持っていて

最後はよりどころになる。
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(2)
大胆に、

小さなことは考えず、

ドンと構えていることがいいわけではない。

ほんの些細なこと、

人から見たらどうでもいいようなことにも気を配る繊細さ。

臆病なぐらい、何事も心配し、

入念に準備することが肝心だ。

野獣と化すのは、

試合開始のホイッスルが鳴ってからでいい。
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(3)
負けることは

恥ずかしいことじゃない。

(負けから)

立ち上がれないことが恥ずべきこと。
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(4)
目上の人を敬い、

目下の人を助ける気持ちがなくて、

どうして人は強くなることができようか。
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(5)
大きな声を出すと、

内面から人生で積み重ねてきたことが正直に出る。

だから、

悪事を働くときは声が小さく沈み、

自分に恥じないときは大声となる。
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(6)
勝つイメージを持ち続けろ。
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(7)
戦いに敗れたとき、

何かの壁にぶちあたったとき、

まずは初心に戻ることだ。

「内省自戒」し、原点に戻る。

己の失敗を認め、

改革を行う勇気を持って、

自らの原点に返れ。
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(8)
不安を感じる、

恐怖におののく。

それは弱いからではない。

勝負の厳しさ、

何が起こるかわからない戦いの怖さを知っている選手だからこそ、

試合前に不安と恐怖を抱く。
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(9)
どんな状況でも、

決して自分のことだけを守ろうとせず、

逃げ出さず、堂々と立ち向かう。

そして、

自分より年下だろうが、地位が低かろうが、

相手のことを一番に考えながら、

思いやりを持って接する。

そんな指導者の後ろ姿を見て、下の者はついてくる。
(10)
若者よ、後味の悪いことはするな!

虚しさ、後ろめたさの残るようなことはするな!

自分に嘘をつくな!

正直になれ!
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(11)
人生、前にも行けず、後に退くこともできない、

ニッチもサッチもいけないことはある。

それでも、

勝負すると決めたら、逃げ出したりできないように、

自ら退路を断ってしまうことだ。
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(12)
大切なことは、

やさしさだけではなく、

厳しさを使い分けることだ。
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(13)
恐怖感というものは腹を決めた時、

そこで本当の度胸が生まれる。

闘いをやめれば負ける。

持続は勝つ。

気合だ。
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(14)
どうせ人間は泣いて生まれ、泣いて死ぬ。

じゃあ生きている間は笑おうじゃないか。
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(15)
苦しみぬかなきゃならん。

苦しんで苦しんで、のたうち回って、

それでハッと、何かがわかる。
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(16)
失敗しても、挫けても、

何度でも立ち上がり、前を見て突き進め。

そうしたら、夢は必ず叶う。