将棋倶楽部24の実戦より

自分の先手四間飛車に対して後手の相手が居飛車穴熊で、昨日の記事に引き続き無勉強丸出しの組み方をしてきた局面

ここから44歩64歩と進行してペースを握り、その後銀を繰り出していって快勝

以下が32馬までの投了図だが、無勉強の穴熊野郎を完膚なきまでに叩き潰した感じで非常に気分のいい投了図となった。

ところで1つ気になったのが、この相手が負けた後に挨拶なしで消えたことである。

挨拶なしで去ることはどんな事情があれど悪質であると考える人もいるかもしれないが、将棋に勝つために真剣にやってきたと思われる相手の挨拶なし即去りは、個人的に多めに見ることにしている。

具体的には、相手の指し手から「この人は勉強しているな」と感じられるような相手に挨拶なしで去られた場合については、相手の気持ちを考えて、特段不快にならないようにしている。

しかし今回の相手は序盤は無勉強丸出しで、投了図の悲惨さからも分かる通り、悪くなってからも筋の悪い出鱈目な粘り方をしており、明らかに勉強していない様子だった。

何故こういう相手に限って、挨拶なし即去りをするのだろうか?はっきり言ってこういう連中が勝てないのは努力不足が原因であり、悔しがる資格すらないと個人的には思っている。

悔しがっていいのは真面目に積み上げてきた努力が成果として得られなかった人間だけであり、それをしていない人間が悔しがるのは、自分勝手甚だしい。

しかし実際には、無勉強であると思われる相手のほうがマナーが悪いという風に日頃感じており、奇襲チックな戦法で楽して勝とうという相手のほうが挨拶なし即去りをする傾向にある。

これは、努力をせず、楽して勝とうという根性の腐った人間は、精神的にも幼稚であることを証明している実態だと思う。