将棋倶楽部24の実戦より

自分の四間飛車対相手の居飛車穴熊

図から65歩で、角交換を拒否すれば64歩で飛車先が捌ける。

53銀には33角成同桂で、そこから後手が穴熊以外の囲いにすれば12香が悪形になる。

そういった狙いがあるので、通常は12香の前に53銀とするのが基本の駒組。

実戦ではこの後65歩44歩64歩と進んで、飛車先が捌けた。

この程度は四間対穴熊を扱う本であれば、どんな本にも載っているような基本手順。

それにも関わらずこの順を選ぶのは、四間飛車なんかいい加減に指していても勝てるという舐めプなのか?

それとも所詮初心者に毛の生えたレート帯なので、この程度の初歩的な手順すら知らないのがいても不思議ではないのだろうか?

いずれの理由にしても腹が立った。

 

もう一局24の対局より。

44銀型から穴熊に組むのは、以下42角なら45歩から銀が取れる変化になるのではっきり欲張りすぎな指し方。

実戦は以下62飛25桂24角と進行し、45歩33銀同桂成で銀桂交換に成功。

これも基本的な手順なはずだが、どうやら24の上級タブ程度ではまともに勉強している人間なんかほとんどいないらしい。

 

そして何より腹が立つのは、上記2局とも最終的には負けていること。

それはつまり、自分が今まで頑張って勉強したような上記の知識が無意味であることを意味する。

すなわち、「どうせ雑魚同士の対局で、中盤以降に悪手大会になるのだからお前のやってきた細かい勉強なんか無意味」と言われているようなものである。

こんなことなら最初から真面目に将棋の勉強なんかしなければよかったと思う今日この頃。