［株式注目銘柄 第3号 日東電工］
［東証プライム市場］
［証券コード－６９８８］
２０２０年４月３０日－９時０６分現在株価－５,４７０円
２０２４年１月５日
終値－１０,７００円－前日比－４０円安
始値－１０,６４０円（９時００分）
高値－１０,８３５円（１２時３２分）
安値－１０,６４０円（９時００分）
株式銘柄情報掲載日株価比株価上昇率－９５．６１％
［エア・ウォーターと日東電工、ブルー水素分野で協業］
エア・ウォーターと日東電工は２０２４年から、製造過程で発生する二酸化炭素（CO₂）を回収してつくる「ブルー水素」の分野で協業します。
牛のふん尿を発酵させてつくるバイオガスを、水素とCO₂に分離した上でCO₂を回収して牛のエサの添加物に転用します。
両社によると、家畜由来のブルー水素の製造は世界でも珍しいとのことです。
エア・ウォーター等が出資する北海道鹿追町の水素製造プラントに、副産物のCO₂から牛のエサの添加物に使われるギ酸をつくる設備を併設します。
２４年４月から１年ほど試験的に取り組んだ後に、本格的な生産を開始します。
ギ酸の生産とほぼ同じ重量のCO₂削減効果を見込みます。
従来の水素製造工程と比べ当面はCO₂の排出量が年間約１０トン削減できます。
鹿追町のプラントは、牛のふん尿を原料とするバイオガスを精製して水素を製造しています。
製造工程でCO₂が副産物として発生します。
日東電工の触媒技術を活用し、CO₂と水素を反応させて、ギ酸にします。
ギ酸は外部に販売します。
日東電工の技術を組み合わせ、より環境負荷の小さい製造手法の確立を目指しております。