序盤、中盤は定跡書や戦法書

終盤は詰将棋や必至問題など

豊富な学習教材があります。

 

しかし、その間をつなぐもの、

即ち終盤の入り口あたりを強化する

学習方法はほとんどありません。

 

そのあたりの局面で必要なのは、

次の一手問題になるような

好手や妙手ではなく

 

平凡な手

であることが多いです。

 

 

以下はつばさくんとの香落ちの

指導対局の局面からの実例です。

 

<例1>

 

上図の局面で、つばさくんは5五角と指し、

以下、飛車角が総交換になりました。

 

しかし、ここでは、

4四銀と打つ手がありました。

 

この手は決して鮮やかな次の一手や手筋

で紹介されるような手ではありませんが、

確実に優位を拡大する一手です。

 

 

<例2>

 

また、上図は僕が6二銀と打った局面ですが、

ここで、つばさくんは4二竜と指しました。

 

しかし、ここでは、

6二竜同と切り、同金に5一銀とからめば、

上手は金や銀が持ち駒にありませんから

受けが難しく、つばさくんの勝勢でした。

 

 

実例を2つ示しましたが、

どちらも平凡な手です。

 

平凡だけど

 ・有利を拡大する手

 ・勝利を確定的にする手(決め手)

が指せる感覚が必要です。

 

このあたりの感覚を鍛えるには、

棋譜並べがとても有効です。

 

ぜひ、本当の将棋盤に駒に並べて

棋譜並べをしてください。

 

将棋盤と駒を使うことが結構重要で、

パソコンやタブレットの将棋盤では

効果が恐らく半分以下になります。

 

なぜ、それが言えるかというと、

僕が将棋盤と駒で指した将棋は、

初手から順に再現できますが、

アプリで指した将棋の場合は

あまり正確には覚えてません。

 

それだけ吸収力が違う

のだと思います。

 


 

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