久しぶりに私の将棋ビジネス考です(笑)。

 

 

結論から先に言いますと、棋士は給料が安すぎだと思います。

 

 

小学生くらいからプロ棋士になることを志し、その誰もが人生を賭けて挑んでいるというのに、そのリスクとリターンが全く見合っていないというのを率直に思います。

 

 

 

【2016年獲得賞金・対局料ランキング】

1位 羽生善治三冠 9,150万円
2位 渡辺 明竜王 7,390万円
3位 佐藤天彦名人 5,722万円
4位 糸谷哲郎八段 3,543万円
5位 山崎隆之八段 3,206万円
6位 郷田真隆王将 3,185万円
7位 豊島将之七段 2,492万円
8位 丸山忠久九段 2,210万円
9位 三浦弘行九段 1,997万円
10位 深浦康市九段 1,849万円

 

 

 

もちろん、著作の印税とか講演収入とか羽生さんクラスになればTV番組出演料とかあるのでしょうが、本業からの収入である獲得賞金ならびに対局料が将棋界のスーパースター羽生さんでさえ

 

 

 

1億円に届いてない現実。。。

 

 

よく友人から「チビパパはチビを棋士にするつもりはあるの?」と聞かれても「全くない」と即答する理由の一つがここにあります。

※もう一つの理由はコチラ

 

 

 

で、現実を憂いてばかりではどうしようもないので、最近色々将棋界の未来のために私なりに考えていまして、その中のアイデアの一つなんですが、

 

 

 

 

クラウドファンディング将棋

 

 

 

をしたらどうでしょうか?

 

 

クラウドファンディングというか要はネット視聴者課金型の将棋です。

 

 

先ほどAbema.TVで放送されていた藤井聡太四段と増田康宏四段の一局を観ていたのですが、それはもう面白すぎでした。

 

ご覧になった方には共感頂けると思うのですが、終盤の9七玉は、もう鳥肌もんの伝説です(笑)。

 

 

正直私は、この一局に1000円くらいなら全然払っても惜しくない。

 

 

仮に20,000人が対局を視聴して、とても大雑把ですが、

 

・0.1%:3000円

・2%:1000円

・30%:100円

・69%:課金なし

 

だとすると

※この仮説は何らリサーチ等に基づいたものではないです

 

 

合計520,000円。

 

 

この52万円を

・必要経費:2割

・対局料:2割(を二人では折半)でだいたい10万円/棋士

・残りを賞金に充当

とすれば(このあたりの計算も大雑把ですが)、スポンサーなしでも結構賞金の出る棋戦の一つや二つすぐ作れるんではないかと。

 

 

当然、視聴者が増えれば直結して収入も増えるので棋士の方々のPRや将棋普及へのモチベーションも上がるでしょう。

(今の時代SNSなどあるので、棋士一人の心がけで将棋ファン拡大は可能)

 

 

羽生さんやナベ、アマヒコあたりには少なくとも10億くらいは稼いで欲しいと思う親バカなチビパパでした。。。

 

 

 

 【サッカーが上手いだけで(ではないかも知れませんが)年収40億円稼いでいるクリスティアーノ・ロナウドさん。棋士だって同じくらい凄いはずなんだ!】

 

 

 

 【本日10位】

≪2017年から始めてみました≫