無流我と将棋

無流我と将棋

将棋の大会結果や、研究ネタを主に載せているブログです。

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(基本図)
無流我と将棋
(△44歩まで)


図は、菅井流の基本図。


基本図からは▲46銀と▲78銀が有力です。


現在は▲78銀が最有力とされていますが、今回は▲46銀で進めていきます。


基本図以下、▲46銀△45歩▲同銀△32金(第1図)


(第1図)
無流我と将棋
(△32金まで)


この局面では、▲34銀や▲78玉があります。


▲34銀は、かなり激しい展開になります。


今回は▲78玉から、居飛車がなにもせずにじっくり駒組みする順を調べます。


第1図以下、▲78玉△43金▲58金右△42角▲68銀△33桂▲46歩(第2図)


(第2図)
無流我と将棋
(▲46歩まで)


途中▲58金右では▲38飛が本命です。


早めに3筋の歩を交換すれば、銀桂交換の筋はなくなります。


そして、第2図。


図では、△72玉が有力です。


相手の手をみて△45桂や△64角を実行します。


因みに、第2図で△45桂とすぐ銀を取ると、▲同歩△72玉▲16歩△64角▲48飛△56歩▲44歩(第3図)


(第3図)

無流我と将棋

(▲44歩まで)


この変化は振り飛車大失敗です。


▲43歩成が痛すぎるので、後手負けと言ってもよいほどです。



【ナルガメモ】

銀桂交換の変化は、第2図で△72玉と寄れば先手難局。

先日の日曜は、東海団体戦がありました。


20日が今期開幕日です。


東海団体戦について書くのは初めてなので、僕のチームのこれまでの成績を書きます。



2011年1月~4月 東海団体戦初参加。幹事は僕とさせていただきました。初参加で初優勝し、1期でB級昇級しました。


2011年5月~8月 B級初参戦。2位で連続昇級を決めました。


2011年9月~12月 最上級のA級に初参戦。この世界では勢いは通じず、チームでは0-9で最下位で降級しました。


2012年1月~4月 B級で、再度A級昇級を目指すも、1位の差で昇級ならず。



そして、今に至ります。


20日のシフト↓


大将 ナルガ (高校生)

副将 M田さん (大学生)

3将 M田君 (中学生)

4将 H田君 (小学生)

5将 H場君 (小学生)


僕のチームは、学生を中心としたメンバーで揃えています。


20日の結果↓


1局目

大将○

副将○

3将○

4将●

5将●


2局目

大将○

副将○

3将○

4将○

5将○


3局目

大将○

副将●

3将○

4将○

5将○



開幕日は、チームのみんなの頑張りのおかげで、絶好のスタートとなりました。


今期こそ、A級復帰を目指します。


チームのみなさん、おつかれさまでした。

(基本図)
無流我の将棋
(△62玉まで)


今回は、広瀬ー片上戦の内容を振り返ります。


基本図から数手進み、第1図。


(第1図)
無流我の将棋
(▲13竜まで)


渡辺新手で有名な局面。


有力ながら、プロの実戦例は少ないです。


第1図から、△71玉に▲63香成が新手。


もっとも、▲63香成が一番自然な手です。


第1図以下、△71玉▲63香成△57歩▲同金△55飛▲56歩△65桂▲73成香△57桂不成▲63桂△同角成▲同竜(第2図)。


(第2図)
無流我の将棋
(▲63同竜まで)


この局面は、一部のプロ棋士は研究済みで、先手良しと結論つけた棋士もいるとのこと。


第2図は、先手が詰めろ逃れの詰めろをかけた格好。


ここでの候補手は①△62歩②△62銀③△62金打。


①の62歩はいかにも危ないので却下。


②か③に絞られますが、広瀬七段は△62金打としました。


しかし、これが敗着になってしまいました。


永瀬五段説によれば、②の△62銀なら後手勝ちとのこと。


本譜の進行をみれば、金と銀の違いの謎が解けます。


第2図以下、△62金打▲82香△同銀▲同成香△同玉▲73銀△同金▲61竜(第3図)。


(第3図)
無流我の将棋
(▲61竜まで)


第3図の後手玉は、受けなしまで追い込まれました。ここで、先手玉は詰むや詰まざるや。


ここで、先ほどの金と銀の違いが大きくでてしまいます。


第3図以下、△69桂成▲同玉△68歩▲同玉△57銀▲同玉△56飛▲48玉△57金▲49玉△48香▲38玉△47金▲同玉△35桂▲56玉△54香▲55歩(第4図)。


(第4図)
無流我の将棋
(▲5五歩まで)


第4図が、片上ー広瀬戦の投了図です。第2図の△62金打のところで△62銀だと、73の金が銀で、持ち駒が銀ではなく金になっています。


その局面を再現してみましょう。


(再現図)
無流我の将棋


この局面だと、△55馬▲57玉に△77馬!の開き王手で詰みます。


合駒は△47金。▲48玉は△47金以下です。


この詰み筋は、僕の師匠が指摘してくれました。



片上ー広瀬戦は中飛車が負けてしまったけれども、局後の検討で中飛車勝ちという結論をだされては


58金右急戦は苦しい状況だと思います。



【ナルガメモ】


居飛車が58金右急戦を採用する際には、現在の状況を覆すような研究が必要と、かなり苦しい状況。