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師匠との思い出日記。

《師匠との思い出日記》9月2日(日)
ラーメン事件   (注・長文です)
僕の師匠は笑福亭鶴瓶です。
彦八まつり(落語の始祖・米澤彦八の祭)が終了し、
一門で打ち上げをしている場に師匠(鶴瓶)が
来られると連絡が入りました。

さて事件はここから話さなければならず…
師匠が来られた時にはすっかり打ち上げは終了時、
お鍋は最後の雑炊の時を迎え、
「師匠、雑炊はいかがですか?」
「アホか!何が悲しゅうて弟子が食べチャカした鍋の雑炊を師匠がすすらなアカンねん!想像しただけでゲェ(ゲロ)吐くわ!」

師匠はお酒だけを三杯飲まれ、場は解散。
師匠が「純瓶、(家近所やから)一緒に帰ろ」
「あーざぁす!(ありがとうございます)」
師匠と2人、タクシーに乗り込み一路西宮へ。
もう少しで僕のマンションと言う所で
「純瓶、ラーメン食べて行こか?」
「良いんですか!嬉しいです!(ホントはお腹いっぱい)」
「ワシ、夜食べてないねん」
(え!食べておられなかったんですか!打ち上げに来られた時、既に打ち上げは終了モードでしたからお気を使われて何も食べずに…申し訳ございません!師匠! (>_<) )

「ワシ、ここ前から入りたかってん」
(あ!ココめちゃめちゃ油っこいラーメン屋やん!(>_<) 僕ココ苦手やねん!
しかし前から入りたかったとは、
さすが師匠お若い!見習わなければ!)

「ワシ、これにしょう」
「え!師匠!それを食べられるのですか?」
「食べるで、アカンか?」
それはここの看板メニュー、油ギトギトの、
しかも「超濃厚」バージョン!さすがお元気!
見習わなければ!
しかし僕は一番安い醤油ラーメンを。

純瓶「頂きます!ズズズ〜、ズズズズ〜」
師匠「すいません〜、白ごはん下さい」
え!更に白ごはん!若いな〜、元気なな〜!
見習わねば!

純瓶、次の日お礼の電話を入れる
「師匠!昨日はありがとうございました!」
「お前!あのラーメン何やねん!」
「はっ? (´⊙ω⊙`) 」
「油っこいねん!」
「はい、あの店は油っこいのが売りで」
「油っこ過ぎるわ!」

「はぁ、師匠がお食べになったのが超濃厚、
中でも特別濃いのでした」
「お前、知ってたら言えよ!
「師匠、それ食べるんですか?」とは言うたけど、
もっとしっかり説明せぇ!」
(でもこの店一度入りたかったと言うてはったし…)

「申し訳ございません! (>_<)」
「お前…、美味そうに食べてたなぁ」
「あ、あれは一番安い醤油ラーメンで、
師匠のは一番高価なラーメン超濃厚…」
「金 関係有るかぁ!濃すぎて食べられへんから
白ごはん頼んだわ!」
「なるほど」
「なるほどやあるかぁ!汁も無くなるし、
お前のん、汁ぎょうさん有ったなぁ…」
「申し訳ございません。(でも、この店一度
入りたかったと言うてはったから…)」
「あれやったら、お前らの雑炊を
食べてたら良かったわ!  (๑•ૅㅁ•๑)」

師匠!申し訳ございません!(>_<)
でも昨夜「濃いが旨い」と言う店のポスターの前で
ラーメンをすすっておられた師匠の御姿が忘れられません。( ͡° ͜ʖ ͡°)