●単純な予想と単純な結末

・2月15日に侵攻を確信し19日に大方の予想を立てその線で戦況を追ってきた

・今になってロシアの攻撃目標は2月24日時点に逆戻りした感がある

・プーチンから全権委任されたスロビキンが「初めに戻ること」を決意したとしても驚かない、それほど戦況はロシアにとって不都合なことになっている

●経過した9ヶ月で変わったお互いの国内事情

・ロシアにはパルチザンが生まれレジスタンス活動し治安が深刻化していると見られる

・追い討ちをかけるようにドローンで国内が攻撃されると国民の支持は低下し志願兵が減り動員兵の質が低下し兵器が足りなくなり輸入で凌ぐ状況だ

・戦費、戦力、支持勢力減少のなか戦果を求められるプーチン政権は無差別攻撃に走りウクライナを悩ましている

・戦争指導が政権から軍に移行しスロビキンが軍のメンツを掛けた侵攻作戦を実行中だ

・ウクライナの国内事情は変わらないが支援国の支援疲れが云われるようになった、そういうなかウクライナ政府にも焦りが見られるようになった

・ロシア領土内攻撃の増加はパルチザンの活発化以外にもレジスタンスやウクライナ軍特殊部隊の攻撃目標拡大などが考えられる

・現在のウクライナ政権の焦りは米政権の及び腰に根差すものだ

・初め後ろ向きだった米政権を前に向かせたのは英首相と外相だろう

・二人の退陣は少なからずウクライナの戦況に影響を落とした

・現在はのったりした米政権が支援国の柱になっており焦るウクライナ政権は従わざるを得ない立場だ

・ウクライナ政権の焦りは支援国の焦りには必ずしもなっておらず充分な支援が受けられていない現状がある

・もうすぐ苦難の年が暮れ波乱含みの年がウクライナの空に明ける、先の見えない戦争はロシアが止めるまで続きそうな気配だ

●混沌とした世界

・地球規模で取り組む課題が先送りになった

・ロシアの「異常行動」が世界を蝕み地球をダメにした

・一方的な「現状変更行動」は世界をあんぐりさせウクライナ国民を苦しめ世界秩序を破壊し疑心暗鬼の世界にした

・世界秩序に責任のある国が真っ先に国際法を犯し世界を混乱に陥れた罪は大きい

・国連の附託に対する背信行為は常任理事国に該当しない

・更に人類の生存を脅かす脅しや人間の尊厳を踏みにじる行為は人類が長い間培ってきた平和を基礎とする共存の道を閉ざす行為だ

・国際社会は一丸となってロシアの侵略行為を止めさせなければならないとおもう

feeling/本年度分ウクライナまとめ/12月18日 19日