「もし、明日死んでしまうとしたら、あなたは最後に何を食べますか?」

「味噌にぎり!」

(味噌をまぶしたおむすび)

たとえ誰も訊いておらずとも、私ならそう叫びます。
人生で同じ質問を投げかけられた時、必ず答えてきたメニュー。

「味噌にぎり!」

これ「メニュー」?

と、いうことで。
コロナのせいで撮影休止→新しい回の放送が止まっちゃってる「美食探偵 明智五郎」。
悪くないドラマです。第1話を振り返ってみました。

 

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■第1話あらすじ

美食家の私立探偵・明智五郎(中村倫也)は、とある専業主婦(小池栄子)から夫の浮気調査を依頼される。

”助手”は小林苺(小芝風花)。
本来彼女と明智の関係は”お弁当屋さん”と”厄介な常連客”なのだが、たまたま依頼の場に居合わせたばかりに、苺は明智を手伝うハメになったのだ。

明智から夫がランチタイムに若い女性の家に通っていることを報告された主婦は離婚を決意。
しかしその翌日、その夫は何者かに殺されて--。

 

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■初回といえば登場人物紹介

*明智五郎と小林苺コンビ*

ワインレッドのスリーピースにループタイ。
イチキュウ分けにパーマの明智五郎。

ループタイ。

若い苺ちゃんに「今時、ループタイしてる!」って驚かれてたけど。

そうか、今時の若者にとってループタイは今時じゃないのか。

てことは、ループタイなんて知らない今時の若者もいるのか?

苺ちゃんは、わからないことはそのままにせず「クルックー」に尋ねる女の子。


これがクルックー。
(話しかけると答えてくれる。いわゆる「OK Google」)

私も苺ちゃんのマネして気になることは調べよう。
今時の若者にループタイについて訊かれた時に即答できる大人であるように!

スマホのアシスタント機能に尋ねてみました。


質問「今時の若者はループタイって知っていますか?」

 


そしたら、こんな回答が出てきた!

 



今時っ子も気にしてるってことかな?

てか今時の技術って、怖いくらいにすごい。
こんなことも答えてくれるのか…(震)

まあ、明智さんはそんなループタイをしている人でした。
食を追求する変わり者です。

そして、苺を演じてる小芝風花ちゃん。
今時じゃない私は初めて知ったわ、すんごい可愛い!そして--

森川由加里に似てませんか?

思い出すのが森川由加里ってのもすごいな。
自分、年齢も感性も今時じゃないんで。。。

そんなコンビでした。

*主婦(小池栄子)*

夫の浮気を疑う主婦。

新婚時代、料理を頑張ろうとドイツ製の包丁を揃えたのに。

肉を食べない夫に決まった魚料理を繰り返し繰り返し作る日々。
それに倦んでいるわけではなく、哀しんでいるんですよね。
つまらない料理を作り続けてる自分を哀しんでいる。

そんな寂しげな女性だったのですが--(震)

■そして--(ネタバレ)

夫を殺したのは、この主婦だった。

夫は浮気しておらず、自分のお店を持ちたい女性の料理をお昼時に試食をしていただけなんだけど。

妻にしてみれば、人のうちでおいしい食事を摂っていたことが許せない。

私なら「楽ちん!」って思っちゃう!

閑話休題。
離婚を決意した時に明智から

「これからは本当のあなたをもっと自由に解き放つべき」

と励まされた主婦は“本当の自分”に気づき、殺人鬼へと変貌する。

明智の気をひくかのように“マグダラのマリア”として、これからもどんどん人を殺していくのだった!

こわいこわい。
ちなみに私の友人は第4話を見た後、お風呂に入れなかったそうです。

■今回の感想

話は単純だけど、コンビの掛け合いが抜群に面白かった!

そして--明智が人を殺した主婦に電話した時、主婦は言うの。

「車で移動中ですの。でもハンドフリーだから大丈夫」

今時のドラマって大変ですね。
人を殺すより、ながら運転のシーンがダメなんだよね。。。

と、今時感に溢れたドラマだったのでした。