こんにちは。
ごぶさたしてました、chiezoです。
久しぶりにぐっとくる本に出会った感じ。うれしい。
どうして手に取ったかなどは、もう忘れてしまったけれど。
その時はたぶん、世の中の「デザインされたもの」に倦んでしまったのかも。
でも考え方が変わりました。
あまりにも漠然としたタイトルだったので、最初はとっつきにくい印象。
が。
たちまち彼の文章の巧みさ、語彙の深さ、もやっとした概念に
ピッタリの言葉をあてはめる文章力に、ぐあんぐあんと心地よく
引き込まれました。
原さんてデザイナーなのに、めっちゃ文章がうまい

下手なモノ書きなんてメじゃない。
気持ちにピタッとハマる。心地よかった~。
読了後、言葉が緻密だったこともあってか、ほわほわーっと
ほぐれる縮じゅうウール(マニアックな例え…)をほどくような、
ほっこりした読後感を楽しんでいました。
いわゆるファッション業界の「デザイナー」さんとは仕事柄よく会いますが、
職業として自分と引き比べて遠かったこともあり、どんな仕事なのか、
職業として自分と引き比べて遠かったこともあり、どんな仕事なのか、
実はきちんと捉えていなかったことにハタと気付きました。
彼の仕事は、
世の中に出現してるけどまだバラバラに散らかっていることや、
世の中に出現してるけどまだバラバラに散らかっていることや、
こっちに向かって行きたいなーという思いや願い(こっちが強いかな)
を、目に見えるよう、食べ易いよう、カタチにする人なんだなと思いました。
これを読んで、わたしが、まず、感じたこと。
数年単位の大きなプロジェクトってやつに、参画してみたくなった
はしくれでもいい。 その輪っかに乗ってみたい。
もちろん彼にも目の前の瑣末な仕事やら作業やらはあるだろうけど、
未来を見据える3年5年10年スパンの仕事って、憧れる。
今までは想像もつかなかったけれど、射程距離に入った感じ。
来るぞ、きっと

を、目に見えるよう、食べ易いよう、カタチにする人なんだなと思いました。
これを読んで、わたしが、まず、感じたこと。
数年単位の大きなプロジェクトってやつに、参画してみたくなった

はしくれでもいい。 その輪っかに乗ってみたい。
もちろん彼にも目の前の瑣末な仕事やら作業やらはあるだろうけど、
未来を見据える3年5年10年スパンの仕事って、憧れる。
今までは想像もつかなかったけれど、射程距離に入った感じ。
来るぞ、きっと


どこを切り取っても言葉はデザインされているけれど、私の好きな
お気に入りの言葉達を挙げてみた。勝手な抜粋でごめんなさい。
お気に入りの言葉達を挙げてみた。勝手な抜粋でごめんなさい。
この感性は、お金では買うことのできない日本の貴重な『感覚資源』
である。」
「シンプルとエンプティネス。
西欧的な発想で言えば、力を誇示する華美や豪華が極まって、
その反動で自由さを求める機運の中でシンプルが登場した。
けれど、日本の美意識の中には、もっと古くからシンプルと同様の
感性が存在した。正確に言えば、エンプティネス(からっぽ)。
『何もない』ということが意識化され、意図されている。」
「大量生産という状況にもっと批判的になったほうがいい。
ムダなものを捨てて暮らしを簡潔にするということは、家具や調度、
生活用具を味わうための『背景』をつくるということである。
何もないテーブルの上に、端置きを配する。そこに箸がぴしりと
決まったら、暮らしはすでに豊かなのである。」
「わずか60年の間に、日本は人造工業列島のような殺伐とした
顔付きになってしまった。
公共空間における奔放な商業建築や看板の乱立は、日本人の
感性に、カサブタのような無神経さを貼り付けてしまった。
『小さな美には敏感だが、巨大な醜さに弱い』と言われる
背景がここにある」
「経済がグローバル化すればするほど、他方では文化の個別性や
独創性への希求が持ち上がる。
これは『世界遺産』が注目されていく価値観と根が同じである。
幸福や誇りは、マネーとは違う位相にある。
自国文化のオリジナリティと、それを未来に向けて磨きあげていく
営みが、結果として幸福感や充足感と重なってくるのである。」
彼のいままで取組んだWORKSも一緒に楽しめるようになっていて、
「あ、これそうだったんだ!」と思うこともしばしば。
だったら、もっと美術館とかアートに足を運べば良かった。。。遅い。
というわけで、GWは久しぶりにアートに触れる「ちえさんぽ」にする予定です。
この本もGWにもちろん、お勧めします(^o^)/
