こんにちは。Chochotteです。
えええー100万年のご無沙汰でした。
まさかこんなに年数経ってるとは。
なんか色々と心の余裕が失せてました。ごめんなさい。
超絶お久しぶりの今回はタイトルのとおり
痛みの原因は痛いところ「じゃない」というお話です。
整体や鍼などの経験・知識がある方はよくご存じでしょうが
体のどこかが痛いという時、その原因はたいてい
痛い箇所にはなくて、全然別のところに問題があるものです。
肩がこってどうにもならん!という時
肩そのものをもんだり押したりすると、その時は気持ちいいのですが
すぐにまた元に戻ってしまうのは、本当の問題を解決していないから。
むしろ肋骨から脇の下にかけての筋肉をほぐしたり、頸椎を整えたりする方が
圧倒的に早く肩がほぐれて、その状態を維持できたりします。
靴の痛みも同じで。
例えば薬指や小指がいつも靴に当たってマメが出来ちゃう人。
当たるから靴屋さんでそこを伸ばしたりしますよね?
「指のココが出っ張っているんだから、靴のその部分を伸ばせばいい」と。
それで解決してくれればもちろんOK。
でも、伸ばした直後はいいと思ったのに、歩いていたらやっぱり痛い
てことになるなら、原因はそこじゃない。
解決方法が間違ってる、と思ってください。
薬指と小指が当たる人に多いのは
この2本の指が外側に寝てしまっているケース。
体重をかけると、ぐ~っと横に倒れて広がっていきませんか?
もし当てはまるなら、靴の薬指周辺を伸ばしても意味がありません。
体重をかけると横に広がるのですから、広がるスペースが出来た分だけもっと広がる。
スペースが出来たところに足が寄って行ってしまうんですよね。
ますます指が寝てしまったり、伸ばす→痛い→伸ばす→痛いのエンドレス
つまりいたちごっこなの。
え~じゃどうすればいいの?
って話ですが、まず足をじっくり観察してみましょう。
1.体重をかけた時、土踏まずが潰れる(足首がカクっと内側に倒れる)
2.靴の親指側が実は窮屈
3.立っている時に体重が小指側に強くかかっている
今日は其の1ということで
1の、体重をかけた時に土踏まずが潰れる場合について説明しますね。
体の力を抜き、いつもどおりに普通に立ってください。
ここから意識を集中!
体重が親指側に強くかかっていませんか?
こんな風に土踏まずが潰れていませんか?
↑Before:横から見ると土踏まずの潰れがわかりやすい
上から見て指の状態も確認しておきましょう。
床板の線と指との距離にご注目。
↑Before:床板の線と指の感じ
次に土踏まず「だけ」を持ち上げます。
難しいかな?
親指やかかと、小指側は床につけたまま、足裏にぎゅっと力を入れて
土踏まずだけを持ち上げましょう。
↑After:ぎゅっと足裏に力を入れて、土踏まず「だけ」持ち上げる
※かかとがずれているように見えますが、立ち上がっただけで着地位置は同じです。
そして上から指の状態もチェック。
↑After:薬指に注目!指全体が左側にずれて床板の線から距離が…
土踏まずだけを持ち上げると
荷重が小指寄りになって
土踏まずが上がることで親指が引っ張られ、足長が短くなり
薬指や小指の位置が、親指側にずれてきます。
これだけ、小指側にスペースが出来るということ。
写真の角度で微妙に見え方が違ってきますが、この時は足長5㎜ほど短くなりました。
荷重は小指側に偏り過ぎてもNGなので、そこは注意が必要ですが…
つまり、靴を伸ばす必要なんかなくて
土踏まずが潰れないようにキープ出来れば、靴ズレが防げる!かもしれない。
キープするには足裏の筋力が必要なので、鍛えないといけないけれど
もしも当てはまるようなら
筋肉がしっかりしてくるまでの補助として
アーチパッドに助けてもらうのがおすすめです。
ちなみに、体重は人差し指の延長線上に乗り(それがすねやひざの中心につながる)
土踏まずは筋肉でしっかりホールド出来ているのが理想。
そうなるには色々努力は必要です。
余談ですがアーチパッドはこんな感じで。
あんまり前の方に入れちゃうと意味がないのでご注意くださいね。
ちゃんと足裏と靴のカーブの隙間を埋めるように工夫しましょう。
ではでは。
これからはもう少しまじめに更新します。
Have a nice shoe💛