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靴のソムリエ・ヤナギハラユミコです。

先述のフォーマル:平服指定の略礼装の足もと 女性編では、黒を着るなら?という事例をご紹介しました。

では、カラーフォーマルのコーディネートはどんな点に気をつけたらいいでしょう?

◆カラードレスを決めるポイントまとめ
[1]自分に似合う色を選ぶ

単純に「赤」「ピンク」「グリーン」という色みではなく、同じ赤だったとしても、ローズ系の青みの強い赤がお似合いの方もいらっしゃれば、黄色みの強い朱赤が似合う方もいらっしゃるということです。

私は色の専門家ではありませんが、ご自分の肌の色、瞳の色、髪の色などから、似合う色を分析するパーソナルカラー診断などを参考にされて、ご自分を引き立てるカラー傾向を知ることで、悩む時間が短縮できます。

[2]全体のカラーバランスを考える
ドレス、靴、バッグ、アクセサリー、ストッキング、ショールやボレロなどの羽織もの、全体の色の割合を考えます。

例えば
・全体を同色系の濃淡(グラデーション)で揃える
・メインカラーとサブカラー(金、銀、その他の色)2色使い
・メインカラーとサブカラー3色使い
など。


◆パープルをメインカラーにした場合のコーディネート例

パープルにも薄いラベンダーカラー~濃い紫まで様々な色合いがあります。

パープルは高貴な色ではありますが、サブカラーの選定によって、水っぽい印象になってしまったり、崇高になりすぎて教祖様みたいになってしまう恐れがあせる

パープルのコーディネートの基本は「清潔感」になるのではないでしょうか。
なかなか難しいカラーだと思います。

そこで、独断と偏見で、私がパープルを着るなら…というコーディネートを考えてみました。

$クツゴト・心が豊かになる靴選びの流儀

全体に濃淡のパープルでまとめ、さし色はシルバー。

靴のヒールやアクセサリーの金属部分、バッグのビーズなどをシルバーにすることで、清涼感が出ていると思います。

靴のデザインはサイドオープンで、カットに遊びを持たせます。

首もとには、ドレスのウエスト部分のリボンと同色のチョーカー。
こういった飾りをアップスタイルにした髪に付けても素敵かもしれません。
イヤリングは小振りの一粒のパールピアス。

バッグは小さいパールを散りばめたコンパクトなクラッチタイプ。

ストールには全体のメリハリを付けるために、ほんの少し濃いめのパープルをセレクトしました。

こんなイメージはいかがでしょうか。

◆今回ご紹介したアイテム
TOPKAPI パール×ビーズクラッチバッグ ※画像はAmazon様からお借りしました。

ドレスその他のアイテムは
yoox.comから画像をお借りしています。


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