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来年1月に出展させて頂く国立新美術館(六本木)で開催される日仏国際美術展関連でアーティスト達と熱い議論を交わした。

添付の再生は、6年前の2011年震災の年にiPadで加工したもの。勿論、書は僕が描いた。

鳳凰や富士山、花、太陽、新緑、そして有機的な柄で

「震災後の日本の再生」のストーリーを込めたものだ。デバイス上だとイメージわかないかもしれないけど、勿論和紙に印刷することも可能。

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この作品は、賛否両論が激しかった。

特に、否に関しては、

・折角、ストーリーがあり、力強く、ROCKで生きた書が書けるのに、こんなデザインちっくにしたら勿体無い。同様に、このような小手先でやる人は、いい書が書けない人がやるべきで、小林さんがこんなことをするべきではない。

・墨の霊力がなくなって、作品が死んでしまっている。

・(僕の肩書である)墨筆士の作品でも何でもない。

つまり、自分の作品を自分のアレンジで壊している、セルフレイプだと言われた。書は褒めてもらったものの結構ボロクソだった(苦笑)


勿論、散々ボロクソ言われたからという理由だけじゃなく、その後iPadからAndroid8インチタブレットに変えて、画面が小さくなり、デザインする創作意欲が湧かなかったから、書とデジタルデザインの融合アートには取り組んでなかった。


昨日、アーティスト談義で、この作品を見せて、新しい事に挑戦してる事に対し、凄く評価された。そして、来年の美術展は、審査員もほとんど画家の人達なので、普通の書(僕はオリジナル性の高い作風であるとはいえ)よりも、絵に近い、このデジタルデザインの方が、注目浴びやすいというアドバイスだった。


今現在、侍書道パフォーマー、書道アーティストとして活動が目立っているものの、書は、あくまで、僕自身を表現するツールだと思っている。(書への覚悟が足りないと言われたらそれまでだけど〈苦笑〉)


書以外であっても、先日の殺陣PV然り、色んな事に挑戦し、自己表現していきたいと思っている。


この再生の作品は、100円ショップで買ったタッチペンと第三世代iPadでの創作だから、線の荒さも否めない。幸い今はアップルペンシルとiPad proと言うクリエイターに最高のデバイス持ち合わせているので、当時よりもよりクウォリティ高い作品が創作できる。(とはいえ、こう言ったデジタルデザイン量産させて行く訳でもないけど。。。)


ここ数年、海外を意識しているわけだけど、海外の評価はどうなんだろう?


これから、書だけには捉われない、アーティストとして、より活動の幅を広げて行くのでお楽しみにです😊


同じく5年前に梵字をデジタルデザインした作品は、

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※高校は、東東京だけど実家は埼玉

※花咲徳栄おめでとう