先日、Mステスペシャルで、和楽器バンドなるバンドを知りました。
墨筆士の前は長年ROCKな書家と名乗っていただけあり、前々から、日本の伝統芸能とROCKって相性がいいと思ってました。僕がそう感じる理由は、和楽器だったら演奏する人もそうだけど、その楽器を作る職人魂とROCKのそれとが共通するものがあると思うんです。
世界一手先が器用と言われている日本の職人が魂こめて作った楽器を、演奏者がこれまた魂込めて演奏する。
これって、ROCKを感じずにはいられない。
楽器職人魂と演奏職人のコラボにROCKを感じる。
だから、この和楽器バンド違和感がない。新しいんだけど、違和感がないんだと思う。
書もそう。
以前、墨の作成過程を紹介する番組を見たけど、墨職人が墨を作成する姿勢はまさにROCKそのものだと感じました。
墨の一番色の出のいい時期は作成してから3-70年位らしいです。
そんなに長いこと時間を掛けて、商品化する墨にROCKを感じる。
(全部が全部商品化にそこまで時間かけてるわけじゃないけど。)
昔の日本人は、時が経つことで醸造する、滲み出るものの素晴らしさを感じることが出来たんだと思う。
今みたいにスピード志向では、時を経ることで滲み出る何かを感じる感性は磨かれないと思うんです。
先日ユネスコ無形文化遺産に登録された手漉き和紙然り (お恥ずかしながら、和紙はまだまだほとんど無知でこれから勉強しなきゃなのですが...)
文房四宝と呼ばれる墨、筆、和紙、硯各々の職人魂と書家と呼ばれる職人たちのガチのコラボ。ここにROCKを感じます。
もっと言えば
日本の伝統芸能の世界観
そのものにROCKを感じるんですよ。僕は!
そのものにROCKを感じるんですよ。僕は!
そういった意味で、日本の伝統芸能とROCKって相性がいいと思うんですよねー
和楽器バンド格好いい。。
何回かライブにも行っている和とROCKの融合バンドのミクスチャーバンドロットングラフィティ。
これらの曲も心鷲掴みされた!