書家と言われる人が大勢いるん中、自分はこれだけは誰にも負けないというオリジナルを作っていくこちが大事だと思う。。

僕は、人生の師匠が超一流の方【師匠の師匠は、国宝鑑定監査官で禅僧の墨跡研究の第一人者】で、幕末の志士の原書書軸を間近で見られる環境にあり、漢字の原義白川文字学を学ばせてもらうことも、そうでない人に比べたら、アドバンテージになることは確か。

でも、でもだ。

徹底的に書に取り組んだ人に比べたら、それこそこの道40ー50年の人に比べたら、到底、敵わない。

だから、書だけではなく、人生をかけてきたことを書(作品)に盛り込んで、オリジナルにしてゆくことが大事。

そんな中、僕が他の書家の人よりも圧倒的な強みだと思うのは、

やっぱり渋谷カルチャー。

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高校時代にファッションに目覚め、学校帰りは、週に何回も原宿に通い、原宿渋谷間を往復し古着屋巡りをしていた。

大学時代から26歳くらいまでにはスノーボードに明け暮れ、ワンシーズン100日はボードしていた。アパート借りて、インストラクターしたり、シーズン券借りて、滑りまくり、ハーフパイプ、ワンメイクジャンプの日々。

と同時に約20年間メロコアと呼ばれるROCKに魅了され、独特のライヴパフォーマンスを楽しみ、90年代から AIR JAMとよばれる伝説の音楽フェスにも何回も行った。

そしてかれこれ15年ほど真冬もサーフィンしている。

書家を職業としている人で

僕ほど

サーフ&スノー.ROCK.(ファッション、アート)など渋谷カルチャーにのめり込んだ人はいないんじゃないかという自負がある。

これは、古典書道を極める書家にとっては、何のメリットにもならないかもしれない。

ただ、僕は、墨アートをするために、日本の伝統芸能である墨筆硯和紙【文房四宝】をツールに選んでいる感覚だ。

渋谷カルチャー、サーフライフスタイルを書で表現し、唯一無二のアートを表現しようと思っている。

あなたが書に盛り込む要素は何ですか?

この追求がいつしかオリジナルになっていくんだと思う