漢字を、アーティスティックな書体にしたり、加工する所謂

アート書道

ではなく

墨と筆

で、



で、表現する墨アートに挑戦することにしました。


このブログでも、何度もご紹介している白川静先生によると、


線は人間的表徴であり、恐らく判断の最も力強い表現

とあります。

だから、

(規制の漢字という)制約を外して、線で表現してみたい

と思った訳です。

線だけで自分の内面を表現する!みたいな。。


白川先生同様これまたリスペクトしている岡本太郎氏の本で気になっていたのが

アートはわかりやすくてはいけない

って、箇所。

人間は、記憶で物事を判断する生き物なので、漢字の場合、

「この漢字(だったりひらがな)知ってる」

と、記憶を通して観られてしまう訳です。

だから、

僕が大事にしている線の表情


までしっかり観てくれる人は少数になってしまう。


であれば、


抽象的で、意味不明なもの<表現したいコンセプトはあるのですが>であれば、

「なんでここら辺がかすれているんだろ?」

とか

「ここら辺はこんな風に書いたのかな?」

と、想像してもらえるんじゃないかって。

あと、

まぁ、純粋に、

墨と筆というシンプルな手法

で、二度と同じカスレが出せない表現方法に、
同じ波は二度と来ない波のロマン


を感じる。
だから、サーファーの僕としては魅了されるわけです。

墨と筆のシンプルなアートに


サーフボードと波

そして、

墨と筆

みたいな!^^


かれこれ10年以上続けている波乗りでの体感を、墨アートで体現したいと思って、今日初めて挑戦しました。


まだまだ、商品レベルとまではいかないけど、コンセプトは「愛」であり「波」です。