大層な題名をつけているけど、
今年のNHKドラマを見ていて感じたことを綴ってみます。
(あくまで、一視聴者の能書きです)

一つ目は、大河ドラマ「八重の桜」。
幕末好きな僕は、最初から見ています。
幕末ものは結構目にするけど、明治については、まだまだ不勉強なのでその点も踏まえて、楽しく見ています。

みなさんは
八重の桜が視聴率低迷なのをご存知でしょうか??

僕も会津戦争ころまでは、何の違和感もなく見ていたんだけど、最近は特に違和感を感じてしまっています。

しかも、理由ははっきりしている。


最近の八重の桜は、45歳ころの新島八重の頃のシーン
が放送されているのですが、

新島八重

ではなく、

綾瀬はるかにしか見えない(苦笑)

髪に白いものも混じっていなければ、シワ一つないんです。
おかしくないですか?
当時は、化粧もしっかりしていた時代ではないはず。
なのに、45歳のはずの新島八重は、20代のハイカラな女性にしか見えないんです(苦笑)

見ていて圧巻だったのは(使い方間違っていると思うけど<苦笑>)

先日、放送された1シーン。

綾瀬はるか演じる新島八重と、剛力彩芽演じる内藤ユキが会津戦争から20年ぶりに再会するシーン。

実際は、42歳の八重と36歳のユキが20年ぶり再会するシーンなんだけど、20代そこそこの女性にしか見えない。シワもないし、歳相応感を全く感じない。

しかも、ユキには15~16歳の子供がいるシーンなんだけど、当のユキが20歳そこそこにしか見えないのです。

おいおい、お前は何歳で子供産んだんだよ!みたいな・・ガーン

会津戦争まではそれほど違和感なかったけど、最近は違和感感じまくりなわけです。

今週は、新島八重の夫、新島襄が亡くなるシーンは見ごたえありました。オダギリジョーが好演しているんだけど、年相応感を全く感じない新島八重になんか冷めてしまっている自分がいて。。。

誤解がないよう言っておきますが、
俳優批判をしているわけではないんです。

綾瀬はるかも剛力彩芽批判でもない。

確かに、放送する順番通りに撮影する訳ではないので、1カット1カットぐちゃぐちゃに撮影して、あとで切り貼りして1話のドラマに仕立てているのだろうから、シワとか白髪まで気にするのは大変かもしれない。

でも、
年相応感を感じれなければ、人間味も感じられなくなる。人間味も感じられなければ、共感できない。
僕(ら)は、新島八重の人間性、ドラマを観たいのだから、そこが欠けたら、大河ドラマの致命傷だと思う。

監督なのか、プロデューサーなのか、演出家なのか、はたまた所属事務所の意向なのか??大人の事情が介在しているのか??

年相応感を感じない点に興ざめしてしまっているのです。そうリアルを感じない。

それに引き換え、
NHKで絶好調だったあまちゃんはリアル感半端なかった。

ヒロインの秋ちゃんのお母さん晴子さんが学生時代に暮らしていた部屋は、80年代のアイドルの写真で一杯でした。

僕は76年生まれなので、ドンピシャとまで行かないけれど、僕の少し上の世代の人には、あの部屋を見た瞬間、心が上がると思う。

何しろ、リアルだった。
ハートをグイっと、掴まれるシーンでした。

今回、たまたま八重の桜をディスっているような記事になってしまったけど、あくまで僕が感じた感想。一視聴者の能書きです(苦笑)

でも、今回感じたのは、

若かったり、綺麗なものばかりを
求めているんではないんだなー

って、事。

分かさとか綺麗さは勿論好きだけどニコニコ

それ以上に

経年により、

その人が譲し出す
美しさ(見栄えとかの外見を指しているのではない)であったり、ドラマに興味がある。

そこにリアルを感じるのだと思う。

P,S
ドラマ撮影はチーム戦なんだろうから、
如何にして、視聴者に共感してもらうか?と
いうことをチームで共有することが大事なんだと
感じました。

それは我々の仕事でも一緒ですよね!

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一個人の能書きに、時代と大々的に謳うのもどうかと思いますが・・・