今日で、味のある書の書き方は最終回です。

少し復習してみましょう。


味のある筆文字の書き方1
味のある筆文字の書き方2
味のある筆文字の書き方3
味のある筆文字の書き方4


です。


今日は、番外編と言うか、上級編と言うかかわった人向けですにひひ


上記の記事の内容で、

何度も書く事で、見栄えはだいぶ良くなってきます。



ある程度、自分で満足のいく書を書けるようになったら、


新しい書に挑戦してみたい場合は、


利き手ではない手で書を書いてみましょう!!


僕が、利き手ではない左手で書を書き始めたのは、


お笑いタレントであり芸術家の


片岡鶴太郎さん


が、


左手で書を書く


と言う記事を読んだからです。


当時、書で新しい事の挑戦したいと思っていたので、

早速試してみました。


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それが今では

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左手でこのような書が書けるようになりました。

企業のロゴとして、


右手ではなく、左手の依頼もあったりします

右手、大丈夫か??(笑)

今このブログでもご紹介している香取貴信さんとのこラボ作品も
当初は左手で書いていました。
(現在は、ROCKな書体を追求するため、左手封印中ですチョキ

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僕の印象としては、左手は


よく見せよう


とか


うまく、書こう


という意識を手放して、書いているイメージがあるので、

右手では、決して書けないぬくもりのある書になるのではないか?


と感じています。


利き手ではない手で書くのをお勧めしますが、

まずは、

利き手で、満足いく文字が書けるようになってから、聴き手とは逆の手で
書く事をお勧めします。


何事も、ある程度の基礎は大切ですからね!!



次は、


個人的に、好きな書き方です。



筆を両手で回しながら書きましょう!!


意味不明でしょ??にひひ


ちなみに


両手で回しながら書いた書はこちらです



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決して、洗練された書ではないですが、
まっすぐではない、文字に無骨さを感じ、
個人的には、好きな書体です。





後、

このブログでも掲載している僕の自信作の龍と言う文字も
最後のハネの部分を、両手で筆を持ちながら、回して書いたら、偶然
龍が昇竜している柄になりました

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筆ならではの表情豊かさを楽しんでもらえればと思っています!!

今日ご紹介した


利き手ではない手で書く





両手で回しながら書く


は好き嫌いが分かれるかもしれないけど、
自己表現の引き出しを増やすという意味では


個人的に面白い


と感じています。


もはや、書道をぶっ壊していますがにひひ


あと、最後にスピード感!!

ゆっくり手本を見ながら、きれいな書を書くことを望んで
いないのなら、感じたままに素早く書いてみるのも面白いと思う!!


例えば、龍という文字



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この書は、ゆっくり書いていては決して書けない書です!!
この龍もスピード感ありますよね??チョキ

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上記三種類同じ龍という文字でも、全く印象違いませんか??


だから、書は面白い♪


楽しんじゃってください~
いろんな手法で自分なりに、楽しんでみる。
ルールなんてありません。

自分が書きたいように書いてみる。
そして、楽しむ!!


楽しんでいくことが上達への近道。。



味のある筆文字を書くのにルールはありませんよ~チョキ