お盆休みも終わり、8月も後半戦の中、


当月二回目の水曜教室でした。


急な所用が入った方も多かったようで、


お休みが多かったです。


その分、おひとりおひとりを丁寧に


拝見することができた回だったかと思います。



前回から行書体基礎篇に入った生徒さんらがおりましたので、


書体の見分け方についてお話させて戴きました。


書道では基本的にはまず漢字の五書体を学びます。


楷書、行書、草書、隷書、篆書体です。


この五書体をどう見分けるかというと、書体と線です。


楷書、行書と草書、隷書、篆書はそれぞれ線の在り方が違います。


特に起筆と終筆が違いますので、


まずはどういった線で構成された書風なのかを観ます。


書体に関しては、隷書と篆書の違いはわかるが、


書道を始めたばかりだと、楷書、行書の違いが


今一歩わからない場合もあるようです。


楷書と行書の区別は線の違いです。


一画一画の線をよくみてみましょう。


楷書の線は運筆の部分は基本的に線の太さが均等です。


行書の線は、一画の線に筆力の強弱をつけますので、


線の太細が多くなります。


草書は行書と同じ線での構成ですが、


書体が行書より簡略化されたものです。



また、練習の際にも、落款(書き手の名前)を書くようにしましょう。


やはり何度も繰り返し書くようにすれば、


おのずと上手に書けるようになります。


ご自身の名前ですから、上手に筆で書けるようにしておけば、


日常生活の中で必要に迫られた際に、


腕を発揮できるというものです。


日々の積み重ねはとても大切ですね。







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