こんにちは。
西田 嘉晃と申します。


高根台カルチャーセンターのお教室で
現在お稽古している古典の参考手本です。


月に2回のお稽古で
漢字とかなを月毎に交互に書いております。



漢字は
午前クラスは集字聖教序を半懐紙タテに、
午後クラスは白氏詩巻を
全懐紙または半折ヨコに体裁良く書き、
余分な部分の紙はカットします。
















かなは午前、午後クラスとも
元永本古今集を半懐紙に臨書しています。

皆様初めての元永本ということで
原本見開きのページの中でも
散らしの美しい箇所を選びました。





前半は1行の長さ、行間ともほぼ揃えて書き
中央に後半の歌の詞書と歌人名を
後半は前半の歌よりも
書き出し位置を上から始め
行間を寄せて書く部分がある為
淡々と書いてあるようですが
紙面全体的として前半と後半とに
落ち着いた変化が見られます。







前半の歌はほぼ行間は同じ。
こうの歌の詞書と高さが呼応し合うように
最後の行だけ少し下げて書いています。
そして後半の歌は
最初の2行を寄り添わせるように書き
少し空けて3行目を書いています。

全体的に見ると
書き出し位置はほぼ同じ高さにし
前半から後半へと
書き終わり位置を少しずつ下げています。








最初の詞書は三行半。
中央から歌を散らし書きし
後半の5行は次の歌の詞書を
小さく寄せて書いています。





漢字もかなも
「自宅で飾れるものを」
ということを目標にしておりますので
紙の大きさは半懐紙ないし全懐紙くらいまでと
致しております。







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下記メール宛にお願い致します。
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