先日、マーケティングの勉強会のゲスト講師としてお話させて頂きました。
講演テーマ
「書のアピール力を活かしたブランディング 書はシンプルで最強の味方」

「書は、一目でその商品、その企業、その人の魅力を伝える、シンプルで最強のツールです」という私の話に、広告やマーケティングの分野でお仕事をなさる方々が熱心に耳を傾けてくださって嬉しかったです。
おかげさまで皆様から、実例を多く示しながらのセミナー内容が、楽しく興味深く聞けたとおっしゃっていただいてほっとしました。
たとえばグラフィックデザイナーの方からは
ロゴに関するお話は、全くその通りで
私もお客様にお伝えする時に困っていたところでもございました。
田坂様のように笑い話も取り入れながら
わかりやすくご説明されているのを拝見させていただき、
伝える、伝わる会話の大切さ、
そのために田坂様がご用意されたであろう
資料への細やかなお心遣いを
感じさせていただきました。
とおっしゃっていただき、
広告代理店の方からは
お着物姿での書のお話、とても参考になりました。
「字は人なり」とは、よく言ったものですね。
これからは、プロデュース力がますます試される時代なのだと
田坂さんのお話をお聞きしながら考えておりました。
(いろいろ、アイデアが浮かびました)
また、経営者の方からは
マーケティング手法で書を観る事がありませんでしたので
とても新鮮でした。田坂さんだからできるお話ですね。
といったお言葉を皆様から頂きました。ありがたいことです。
また質疑応答では、
広告デザイン関係の方から
「ホントは書家さんに依頼したいと思っても、どう頼んだら良いか躊躇してしまう、金額もそうだけれど、その方の書風をおしつけられるのではないかということも不安だった」
といったご質問もいただき、
田坂のこれまでのお仕事の事例をお目にかけることで、
”お客様へメッセージを届けるために、恊働するスタッフ”
という意識を持った書家、
目的に応じて ”適切な書きぶりをご提案” する書家
もいるのだと安心して頂けて嬉しかったです。
主催の「販売戦略検討会」さんは、もともと三菱自動車ほか
様々な企業のマーケティング担当者が集まって始まった会で
もう40年も続いているのだそうです。
現在は会員以外の一般の方も参加可能とのことで、私も何度か拝聴したことがあり、
講演からの学びはもちろん、なごやかな懇親会では、
異業種、異分野の方々とのお話もはずみ、勉強になります。

書道ブランディングは 心に届く手書き毛筆の 田坂州代(たさかくによ)