言語というものは
なんと面白いツールなのだろう。
上手く使いこなせていないところが
また愉快だ。
用途は主に
アイデンティティーの表現。
『わたし』というアイデンティティーなど
とるに足らないものではあるが..
とるに足らないからこそ
限りある語彙で
自由自在に力まず表現ができるのだ。
『誰か』に『何か』を伝えたい事など
何もない。
今のこのわたしの世界では
言葉は伝える為ではなく
繋がりを感得する為に実在する。
そして感得した繋がりの世界に
もはや言葉は存在しない。
言葉なき世界
ある人はそれを“ニルヴァーナ”と言った。
躍動と静寂
轟音と沈黙が同時に存在する世界。
わたしはこの言語の世界で
ニルヴァーナを確かめたかったのだろう。
