イタリア人に言わせると…パスタには
 
トマトから作るソースが正しく…

トマトケチャップを使うなどあり得ない

のだそう…。大味のイメージの
 
アメリカ生まれのジャンクフード…
 
自動車の世界でもアメリカ車 (以下アメ車)
 
は大味で繊細さの欠片もないイメージだが
 
ケチャップにはケチャップの良さがある…
 
と言うことで…今日はあまり関心のない
 
大味アメ車の一部でも載せてみよう…。
 
 
何故アメ車が大味で繊細さが無い
 
などと言われるのか…
 
 
 
60年代のGMのブランド − ビュイックが
生産するルセーバー。横からのアングルが
アメ車の特徴を見るのに適している。
リアオーバーハング (リアホイールから
テールの先まで) が長く、タイヤ止めで
タイヤが止まっても、車の後端がかなり
はみ出てしまう。
 
 
後ろから見ると…タイヤが見えない。
リアオーバーハングの遥か先にタイヤが
あるためだ
 
 
フロントオーバーハングも長い。大排気量
V8エンジンがあるとはいえ、それでも
無駄に長く、大きい。運転席から優に
2メートルはあるんだそう…。
 
 
 
 
アメ車がアメ車らしかった時代…
 
このサイズ感…全長5メートル40センチだの
 
ホイールベース3000ミリだの… 
 
全幅1900ミリだの、無駄に大きく、重く、
 
対してサスペンションは旧式で、
 
ぐにゃぐにゃの柔なサスペンションで 
 
大きく重い車体がコーナーで速く曲がれる
 
わけもなく…70年代のアメリカ映画の
 
カーチェイスは横転するのではないか
 
というくらいロールして車体が傾いている
 
シーンはアメ車らしい特徴でもある。
 
 
さらに大きく重い特性は燃費も悪く
 
当のアメリカ人からも人気がなくなって
 
しまっている傾向で、日本車が売れるのは
 
アメ車の欠点を良しとしない人達の受け皿
 
になっているからだろう。
 
 
 
とは言え…アメリカ人は自国文化を大事に
 
する国民性なのでアメ車メーカーが倒産
 
するほど売れてないわけではない。
 
売れる日本車や欧州車の影響を受けて
 
以前のような無駄に大きいサイズは若干
 
小型化されてきた。日本にもアメ車好きが
 
いるようだが、彼らが好むのは…
 
アメ車がアメ車らしかった…無駄に大きい
 
アメ車だ。そんなわけで…今日は
 
旧車のアメ車で個人的に好みの車でも
 
載せてみようか…
 
 
 
 
 まずは…

ダッチ・チャージャー
 
この悪顔のフロントマスクがチャージャーの
 
人気の理由だろう。丸目4灯のライトは
 
カバーで隠れており、点灯時にカバーが
 
開いてライトが露出する仕様で、ライトを
 
 出してない時は真っ黒のグリルがあるのみ。
 
 
 
 
 
 
 
 
68年式ダッチチャージャー
 
全長 5.285 mm
全幅 1.945 mm
全高 1.350 mm
ホイールベース 2.970 mm
車重 1.783 kg
排気量 6.974 cc
最高出力 431 ps
最大トルク 67.8 kg
 
 
ちなみに…比較対象として
トヨタ・プリウスの寸法を
 
 
 
全長 4.600 mm
全幅 1.780 mm
全高 1.430 mm
 
プリウスも小さな車ではないが
比較するとアメ車の大きさがわかる
 
 
 
 
ライトカバーが開くとこんな感じ
 
 
 
ダッチ・チャージャーのEV車が
 
 2024年末に販売予定なのだそう。
 
下の画像そのままのデザインになるかは
 
未定ではあるが、すでにデザインを変え
 
ているだけに、ほぼ…このデザインで
 
発売されるのでは…。フロントグリルの
 
高さが低められ、やや薄型のグリルに
 
なったものの…通常時はライトが見えない
 
顔つき…全体的なプロポーションは
 
 往年のチャージャーに似たコンセプト。
 
斬新さが好きになれない昨今の自動車
 
デザインと比較すると、フォードGTや
 
チャージャーの往年の姿をあまり変えない

方向性は歓迎だね…ニヤリ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
外観のコンセプトが昔のチャージャー
なのに対して…内装はモダン
 
 
 
 
トランザム・ファイアーバード
 
何世代かあるファイアーバードでも
 
ここでは3代目に限定しよう…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
黒い色が多いのは…もしかすると…

ドラマの影響だろうか…
 
ナイトライダー」という、かつて放送された

ドラマで、この 82年式ファイアーバードが

登場し、コンピュータ…Ai?が搭載された

ファイアーバードが無人で走行し、

人間と喋って対話する…という

準主役級の車に抜擢された。
 
 
 
 
 




 
その後…マイナーチェンジでフェイスリフトし
1994年に4代目にチェンジした。
 
 
 
4代目ファイアーバード。
リトラクタブル式ライトでも
格好悪い…。アメリカ車の
低迷する時代だったのかもしれない…
 
 
 
 
1971年…2代目ファイアーバード。
このあたりはアメ車好きに人気だろうか
 

 
 シボレー・コルベット


アメ車のスポーツカーの代表格と

言えばコルベット。継続は力…他の

マッスルカーが一時期パッとしなく

なった時でもスポーツカーを作り続けた

ことで、コルベットはアメ車スポーツカー

の象徴となった。ここではC3という世代

に絞って載せてみようか。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
残念ながら…ライトを上げた顔は
ちょっと寄り目過ぎて…
あまり格好よくない…。
 
 
 
丸目4灯のリトラクタブルと言うことで
 
ランボルギーニ・カウンタック
 
フェラーリ365 (512) BB
 
フェラーリ308GT4
 
 と比較してみようか…
 
 
 
 
 
ライトを上げた顔まで格好いい
カウンタック
 
 
 
フェラーリ365 BB
 
BBのライト形状はカウンタックの平面と
違ってやや丸味を帯びており、ライトアップ時の
空気抵抗値の軽減を狙ったのだろうか…
フェラーリ初の風洞実験で開発された
BBだけにそれもあり得るかも
 
 
 

フェラーリ308GT4

フェラーリの中にあって、ピニンファリーナ
ではなく、ベルトーネのデザインの308GT4は
カウンタックと同じガンディーニのデザイン

 
 
 
 
 
シボレー・カマロ
 
以前ブログに書いたので今回は少なめに。
 
アメ車は好みではないので、4車種に
 
留まった。でもこのカマロはいいね ニヤリ