今日も前回に続きクラシックでも…


16世紀イタリア・フェラーラに生まれた

初期バロック音楽の作曲家

 ジローラモ・フレスコバルディ


フェラーラ…

フェラーリでなく…フェラーラとは

地名は聞いたことあるものの

今一度…調べてみようか…ということで

 イタリアの地名と地図を載せてみよう。




こうしてあらためて地図を見てみると

イタリアと国境を接する国や、有名な都市の

位置はこの辺なのか…と…あやふやな記憶が

訂正され再び頭に…。

イタリア…半島の東側アドリア海の

奥まった所にあるヴェネチア、

自動車メーカーのアルファ・ロメオや

 ファッションで有名な…スイスに近いミラノ、

北はオーストリア、西はフランス、

東は旧ユーゴスラビアの社会主義国だった

 スロベニアと国境を接している。




半島の中部から北寄りに、独立国の

サンマリノがあり、そのすぐ近くに

小さな町…サンターガタがあるが、

(小さな町なので通常こんなに大きく表示

されないので…加工して追加しました)

ここはランボルギーニの本拠地である。

サンマリノの北西に位置するボローニャ近郊

には、F1イタリアGPが開催される

イモラサーキットのイモラ、

ボローニャの西にはフェラーリの本拠地

マラネロ (マラネッロ) がある。



マラネロのフェラーリ博物館



ジローラモ・フレスコバルディの生まれ

育った街…フェラーラとはどんな街だろう…



フェラーラの街並み


街全体が中世のまま…という感じで

数百年前の人々と同じ風景を見てる

 のかも…と思えるのが古都の魅力…。

もしかしたら…ジローラモ・フレスコバルディ

の見た景色と同じかもしれない…。

古都が街ごと遺っている都市は

中世好き…歴史好きとしてはたまらない ラブ

フェラーラというそれほど有名でない都市

でもこれだけ古い街並みが遺っているのは

羨ましいとしか言いようがない…(T_T)









街のどこを歩いてもそこかしこに

中世の建物で囲まれ…日本の古都のように

歴史的建築物と隣り合わせにビルが建って

いることもなく…タイムスリップしても

現代建造物が目に入り…現代に戻されて

しまうことも無し…素晴らしいね…(T_T)






さて…地図はこのへんにして…

今日の曲… ジローラモ・フレスコバルディ。

1583年生まれ…1643年没

初期バロック音楽…イタリア人作曲家で

その音楽はバッハにも影響を与え

バッハは、フレスコバルディの

オルガン曲の写譜を所蔵していたそうだ。

ローマの教会でのオルガン奏者…

宮廷音楽家としても活動していた。


今日の曲は、トッカータ No.3

チェンバロ (ハープシコード) で弾かれる

バロックらしい小曲だ。冒頭を聴いていると…

バッハのルーツの一つはフレスコバルディ

なのかもしれない…と感じた…。

2分半ほどの短い曲ながら、叙情的に始まり…

後半は技巧的で即興演奏的でもあり…

チェンバロやパイプオルガンの音と

バロックの組み合わせほど中世を

感じさせるものはない… ニヤリ



Girolamo Frescobaldi
Toccata no.3