昨年11月以来の車のブログ ニコニコ
 
 
前回は FR David だったので今日は
 
FR スーパーカーの写真でも ニコニコ
 
ちなみにFR車とは

フロントにエンジンがあって

後輪が駆動する車です (^-^)

 
日本車も含めた市販車の多くは
 
以前はFR車が多かったけど、
 
キャビンやトランクを広く作れ
 
部品点数の少ない (コストが安い)
 
FF車が台頭してきて
 
大衆車の主流はすっかりFF車に…
 

 
そんなご時世だから… 車好きは
 
数少ないFR車を求めたりもする。
  
海外で人気の日本車もほとんどが
 
FR車なのもこうした理由だろうと思う。
 
 
旧トップギアのジェレミー・クラークソン
 
によると… 前輪だけで駆動も舵も取る
 
前輪駆動車 (FF) は車好きには好かれない
 
レイアウトなんだそうだ。
 
かくいう僕も…出来ればFRか
 
ミッドシップがいい…
 
 
FFは車体前部に重い主要部が
 
密集する関係から、車全体における
 
重量配分も極端にフロントヘビーになり
 
ステアリングを切るよりも
 
曲がらない特性 (アンダーステア) で
 
車好きの多くは、曲がらない
 
アンダーステアより、後輪の
 
グリップを失い、曲がり過ぎた
 
車体を逆ハンドルで調整する走行
 
(ドリフト) を好む…のだそうだ。
 
ついでに言えば… 前から引っ張られる
 
感覚の FFより、後ろから蹴飛ばされる
 
ような感覚のFRを好む。
 
 
ポルシェ911や、旧型アルピーヌA110の
 
ようなリアエンジン・リアドライブ (RR)
 
も、後輪駆動だけれども…ポルシェ程に
 
重いエンジンがリアオーバーハングに
 
鎮座したRR車は、コーナリング時に
 
重いエンジンが振り子の原理で
 
かなりのオーバーステア特性…
 
突然グリップを失う時の挙動は
 
危険な車…というのがRR車特有の
 
個性?となっている…。
 

 
旧型アルピーヌA110
アルピーヌはフランス車唯一の
スポーツカーブランド

 

さて… 前置きはこのくらいにして
 
FRスーパーカーの画像をいくつか…
 
スーパーカーはミッドシップ…
 
と、イメージしがちだけど実は
 
FRスーパーカーは少なくない。
 
 
 
Ferrari 365GTB/4 Daytona
 
通称 フェラーリ・デイトナ
 
 
この車も… 現在では恐ろしく高く
 
なってしまって… もう普通の小金持ち
 
じゃ買えなくなってしまった…ガーン
 
 
フェラーリの市販車の最上級モデルが
 
ミッドシップに移行する前の
 
最後の FR12気筒車で (現在は復活)
 
以前取り上げたレーシングカー
 
フェラーリP4がデイトナでのレースで
 
1 2 3 フィニッシュしたことにつき
 
この名前が付けられた。
 
 
 
 ミッドシップでなくともデイトナは
今も昔も非常に人気があるモデル。
デザインはフェラーリと関係の深い
ピニンファリーナ
 

 
初期型はリトラクタブル・ライトでは
なく固定式。人気はリトラクタブルだ
 

 


 
フロントに12気筒エンジンがあるので
ロングノーズ。先が尖っていていいねラブ
昨今、先の尖った車、リトラクタブルは
全く見かけなくなった…(*_*)
 

 
アメリカのドラマ「マイアミ・バイス」で
主人公が乗るデイトナのスパイダーモデル
の影響か…スパイダーも人気
 

 
ちなみに…呼び名が違うだけで
スパイダー、カブリオレ、ロードスター
どれも、オープンカーモデルの呼称
 

 




 
Maserati Ghibli
 
マセラティ・ギブリ
 
 
60年代は、ランボルギーニ・ミウラを
 
発端に市販車の最高速競争が盛んに
 
なってきた時代。ランボルギーニが
 
ミウラなら、フェラーリはデイトナ、
 
マセラティはこのギブリだった。
 
最高速度 270キロというのは
 
当時の市販車では最速に近く、当時
 
その辺のおっちゃんが乗る大衆車は
 
 時速100キロでチンコン♪カンコン♪と
 
速度警告音が鳴るような時代。
 
 
このギブリ、次のモデルは
 
ミッドシップに代わり、その後
 
またマセラティは FR車を復活させる
 
ので「最後の…」FR車ではないが…
 
デザインは、ジウジアーロ。
 
 

 
 フェラーリや、ランボルギーニが
12気筒エンジンなのに対し
ギブリはV8エンジン
 

 

 

 

 

 
珍しいギブリのスパイダー。
黄色も格好いいね…ラブ
 

 
 
 
Lamborghini Espada
 
ランボルギーニ・エスパーダ
 
 
 
ランボルギーニと言えば…ミッドシップ…
 
のイメージが強いと思いますが…
 
実はメーカー発足当初から、ミウラ
 
誕生以前まではFR車のみだった。
 
 
かなり大型の車体、4シーターモデルの
 
エスパーダが有名で、ミウラ以降の派手
 
なモデルから比較すると常識的な
 
デザインであるものの、丸目4灯の顔
 
長さの割に低い車高、今見ると
 
新鮮なデザインだ 
 
 


 
スーパーカーなのに、意外にも使い勝手の
良さそうなラゲッジスペース
 

 

 

 
4シーターモデルでも低い車高が
いかにもランボルギーニらしい
 

 

 

 
 
Maserati Khamsin
 
マセラティ・カムシン
 
 
 
ギブリの後継モデル。
デザインはベルトーネでチーフであった
マルチェロ・ガンディーニ。
当時のガンディーニらしく
直線を基調にしたウェッジシェイプ
 
 
サイドも格好いいね…ニヤリ
後期モデルは、フロントノーズに
エアインテークが付き、
個人的にはちょっと…好みでない…
 
 
 
 
 
 
サイドのシルエットを見ると
ランボルギーニ・ウラッコに
似てなくもない…。同じガンディーニ
だから真似した訳じゃないけどね

 
下の白のカムシン…2850万円だそうだ…ガーン
マセラティの中では、ミッドシップの
ボーラやメラクと比べ不人気車だった
カムシンも…今やどんどん高騰…えーん
 
 
 
Aston Martin Vanquish
 
アストンマーチン・ヴァンキッシュ
 
 
バランスを取って、割りと新しい
 
モデルも取り上げないと…
 
旧トップギアのシリーズ 19-2 で登場
 
した際、水色のヴァンクィッシュは
 
なかなか格好よかった。
 
個人的にはアストンマーチンは
 
好きではないのだけど
 
このモデルのフォルムは
 
なかなか美しい…