※このブログは…2020年2月3日に

アップした後… 日付を変更しました


 
 
 今回のブログ… 先日、削除してしまった
 
ブログの回数合わせのために…
 
数日したら消したブログの
 
あった辺りの日付にする予定です(^-^)
 
そうしないと、777回記念は
 
776回にやったことに…
 
誰も数えてないけどね?てへぺろ
 
日付を移動しても、全然タイムリーで
 
ない古い車の話題なら問題ない(^-^)
 
 
なので今日は…
 
キング・オブ・スーパーカー
 
ランボルギーニ・カウンタックでも 爆笑
 


カナダの石油王ウォルター・ウルフ
特注品のカウンタック1号車

 
ウォルター・ウルフ2号車

 
カウンタックの設計は
 
パオロ・スタンツァーニ
 
彼の作品はカウンタック以外に
 
ランボルギーニでは、ハラマ
 
ウラッコ、ブガッティーEb110等…
 
 
カウンタックがすごいと思うのは
 
製造から何十年も経った、しかも異国の
 
日本で (日本だけでなく世界中で有名)
 
カウンタック…と言えば
 
さして車好きでない人でも知っていたり
 
それこそ文字変換でもカウンタックが
 
出たりと… 一つの車種でここまで
 
有名な車は他には無いかも…ガーン
 
※ちなみに…現地語では
 
クンタッシ…に近い発音だそうです
 
 
 
今さらカウンタック…ですが
 
やはり車と言うのは、実用品である一方
 
この手の車は芸術的価値や、歴史的価値
 
も加味されているから、時を経ても
 
魅力は変わらない。
 
 
以前にも書きましたが…近くの輸入車
 
販売店で、黒のカウンタックLP 400が
 
1000万円で売ってたことがあり
 
 
まさしく、これと同じです
ショールームを前に…見たい…けど…
よだれ垂らしてじっと見てるとみっともない…
ので…興味ないふりして、チラ見の連続…
 
 
かなりのお買い得 (もちろん買えない)
 
だったのは過去の話… 現在は億を下らない
 
ほどここ数年で高騰してしまった (*_*)
 
※検索したら…10億円 越え…ガーン

 
 
 
世界的旧車人気による価格高騰は
 
日本だけに留まらず世界的な傾向で
 
ちょっと前までは不人気車だった物
 
  までバカげた値段がついてることも…
 
 
 
 
写真でもわかる通り… 車幅は広く
 
車高はかなり低い。現在の基準からしたら
 
205 という細いタイヤを履いているが
 
この事からも、カウンタックがバランスに
 
優れた造りをしている証拠。
 
幅広の偏平タイヤのグリップに
 
頼った車ではないのだ。
 
 
 
 
上の画像… 海辺の紫のカウンタック…
 
格好いいけど、ちょっとスタイリングに
 
目を向けてほしい。フロントガラスが
 
極端に寝ていて、ボンネットとガラスが
 
一直線… 車全体のフォルムが
 
くさび形になっており… 1070ミリという
 
低い車高の中で、着座位置はボディー
 
下端スレスレ。重心が低いので
 
コーナリングが速い。
 
また、前後オーバーハングが短く
 
重い重量物も配置されていない
 
徹底した運動性能の追及をした設計
 
 
 
 
 
 
カウンタックにガソリンを入れる…
 
なんて贅沢なこと…照れ
 
…燃費は悪い
 
 
 
 
 
カウンタックの全モデルは
 
LP400
 
LP400S
 
LP500S (5000S)
 
LP5000クワトロバルボーレ
 
アニバーサリー
 
 
の5種類。最も人気のあるのは
 
初期型 LP400で、不人気なのは
 
アニバーサリー…ということになりますか…
 
生意気言ってすいません…
 
僕もアニバーサリーなら欲しくない てへぺろ
 
皮肉なことに…最も不人気で格好悪い
 
アニバーサリーの生産台数が一番多い グラサン
 
親会社がクライスラーになったことで

販売に好影響があったのだろうか… 


 
下の画像はアニバーサリー
上の LP 400 との違いわかりますか?
 
 
フロントグリルはLP400はボディーカラー
 
に関係なくブラックに統一されていたが
 
LP400S 以降のモデルはボディー同色に
 
塗装され、ホイールアーチの形も
 
丸ではなく角ばった形状に。
 

アニバーサリーからサイドスカートが
 
付き、ボディー下への空気の流入は
 
軽減されたかもしれないが…格好は悪く
 
なった ガーン (クワトロバルボーレにも
 
サイドスカート付きの個体がある)
 
 
親会社がアメリカのクライスラー
 
なって製造されたアニバーサリーは
 
(現在のランボルギーニはアウディ傘下)
 
デザイン面でかなり手が加えられ
 
サイドウインドウ後ろのラジエーター
 
冷却の形状がスリットになり
 
テールには不恰好なバンパーが…(*_*)
 
美しかったテールランプ周りのデザイン
 
にもカバーが付けられ…
 
リアタイヤ前にもスリットが加えられ
 
さらに車重も重くなった。
 
カウンタックのデザイナー
 
マルチェロ・ガンディーニ
 
アニバーサリーのデザインを
 
  インタビューで嘆いている 笑い泣き
 
 
 
 
 
LP400  キャビン上…ルーフに凹みが
あるのお分かりになるでしょうか?
 
 
 
上の画像3枚は LP 400。
 
下の画像は LP 400S。
 
デザイン上の大きな違いは、400Sでは
 
幅広扁平タイヤ装着のために大きく
 
張り出したオーバーフェンダー。
 
LP 400ではルーフに後方視界改善用に
 
ペリスコープの凹みがありますが
 
エンジンフードと同じ角度でスコープも
 
設置されているというデザイン上の
 
凝った作りとなっていて
 
LP 400S 以降はペリスコープは廃止
 
されている。このように、初代LP400は
 
デザイナーのガンディーニの意向が
 
一番反映されていて、一番人気なのも
 
よく分かる気がする…
 
 
LP400S ルーフのペリスコープが無い
 
 
跳ね上げ式ドアは…
 
2450ミリという短いホイールベースに
 
V型12気筒エンジンを縦置きに配置した
 
ため… 運転席は前へ前へ…。そのままでは
 
ドアが短く、ドアヒンジを付けられない
 
ための苦肉の策が…今ではランボルギーニ
 
の象徴的なドアになった。
 
 
 


 
 
下の画像は… 上から
LP400… LP500S… アニバーサリー
違いは一目瞭然…。アニバーサリーは
不恰好なバンパーが付き、
至る所に後付け感たっぷりのスリットの
付くデザインに。
テールランプ上下にカバー。
 
 
 
個人的には… 歴代市販車の中で
最も美しいテールを持つカウンタック
(アニバーサリー以外…)
 
 
アニバーサリー
 
 
下の画像、上からLP400
LP500Sから、クワトロのいずれか…
一番下がアニバーサリー。
同じ構図、ライトを上げた画像ですが
アニバーサリーだけ…のっぺりした感じ…
ポジションランプ形状、
エアインテーク、サイドスカート、
グリル… どれを取っても…えーん
 
 
 
カウンタックの凄い点に
 
職人的芸術的フレーム…が挙げられる。
 
超高剛性、軽量の鋼管スペースフレームで
 
その出来は市販車レベルを超え
 
レーシングカーレベルのそれで
 
マセラティのレーシングカーのフレーム
 
バードケージ以上の複雑さ。
 
 
カウンタックのフレーム
 
 
現在では製造コストの観点から
 
モノコック以外のシャシーを見ることは
 
ないが、60年代、ギリギリ70年代まで
 
このように独立したシャシーに
 
応力を受けない薄いパネルを

貼り付けていた時代。
 
 
 
 
斜め継ぎ合わせを多用したフレームは
 
高い剛性を誇るものの
 
非常にコストのかかる作り。
 
カウンタックのフレームは
 
フェラーリのレーシングカーのフレームを
 
作っていた門下生モデナのマルケージ社製 
 
 
 
透過図… 着座位置、お尻は地面ギリギリ
 
 
 
ダークグリーンもいい。
LP400ではありません。
後ろには ディアブロが…
 
 
 
LP400イン・サーキット
どうやら日本のようです。
ステッカーを貼っただけで
こうも格好よくなるのか!ガーン
 
 
美しいブルーメタリックのLP400
 
 
 
 
メタリックカラーは、エッジや
カーブラインがきれいに見える
 
 
 
下の画像は、プロトタイプ。
たった1台だけ作られ
その後クラッシュテストにて廃車に。
前記のバードケージのフレームではなく
セミモノコックで設計されたものの
剛性不足により、バードケージに変更。
デザインも幾つかに違いが。
 
 
 
 
プロトタイプを経て量産化したLP400
オーバーヒート対策に数ヶ所に
エアインテークが
 
 
 
 
 
 
 ※画像は…全てお借りしました_(._.)_



 
今回のブログは、898回目
 
次の次は、900回なんだけど…
 
年末にモフィ出したからな~(^o^;)(笑)
 
特別なこと書こうとすると、えらく
 
時間がかかるから… どうしようかと…
 
999回、1000回記念までは普通に
 
しましょうかね…(^o^;)