※このブログは…2020年2月3日に
アップした後… 日付を変更しました
今回のブログ… 先日、削除してしまった
ブログの回数合わせのために…
数日したら消したブログの
あった辺りの日付にする予定です(^-^)
そうしないと、777回記念は
776回にやったことに…
誰も数えてないけどね?![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
日付を移動しても、全然タイムリーで
ない古い車の話題なら問題ない(^-^)
なので今日は…
キング・オブ・スーパーカー
ランボルギーニ・カウンタックでも ![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
カナダの石油王ウォルター・ウルフ
特注品のカウンタック1号車
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/23/shocking-pink-bird/d7/e0/j/o0830101814706726382.jpg?caw=800)
ウォルター・ウルフ2号車
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/23/shocking-pink-bird/42/e1/j/o1080105514706726386.jpg?caw=800)
カウンタックの設計は
パオロ・スタンツァーニ
彼の作品はカウンタック以外に
ランボルギーニでは、ハラマ
ウラッコ、ブガッティーEb110等…
カウンタックがすごいと思うのは
製造から何十年も経った、しかも異国の
日本で (日本だけでなく世界中で有名)
カウンタック…と言えば
さして車好きでない人でも知っていたり
それこそ文字変換でもカウンタックが
出たりと… 一つの車種でここまで
有名な車は他には無いかも…![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
※ちなみに…現地語では
クンタッシ…に近い発音だそうです
今さらカウンタック…ですが
やはり車と言うのは、実用品である一方
この手の車は芸術的価値や、歴史的価値
も加味されているから、時を経ても
魅力は変わらない。
以前にも書きましたが…近くの輸入車
販売店で、黒のカウンタックLP 400が
1000万円で売ってたことがあり
かなりのお買い得 (もちろん買えない)
だったのは過去の話… 現在は億を下らない
ほどここ数年で高騰してしまった (*_*)
※検索したら…10億円 越え…![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
世界的旧車人気による価格高騰は
日本だけに留まらず世界的な傾向で
ちょっと前までは不人気車だった物
までバカげた値段がついてることも…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191217/19/shocking-pink-bird/9b/4c/j/o0934108014680480959.jpg?caw=800)
写真でもわかる通り… 車幅は広く
車高はかなり低い。現在の基準からしたら
205 という細いタイヤを履いているが
この事からも、カウンタックがバランスに
優れた造りをしている証拠。
幅広の偏平タイヤのグリップに
頼った車ではないのだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191217/19/shocking-pink-bird/19/56/j/o0999049914680482004.jpg?caw=800)
上の画像… 海辺の紫のカウンタック…
格好いいけど、ちょっとスタイリングに
目を向けてほしい。フロントガラスが
極端に寝ていて、ボンネットとガラスが
一直線… 車全体のフォルムが
くさび形になっており… 1070ミリという
低い車高の中で、着座位置はボディー
下端スレスレ。重心が低いので
コーナリングが速い。
また、前後オーバーハングが短く
重い重量物も配置されていない
徹底した運動性能の追及をした設計
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20191217/19/shocking-pink-bird/23/38/j/o1080064614680482008.jpg?caw=800)
カウンタックの全モデルは
LP400
LP400S
LP500S (5000S)
LP5000クワトロバルボーレ
アニバーサリー
の5種類。最も人気のあるのは
初期型 LP400で、不人気なのは
アニバーサリー…ということになりますか…
生意気言ってすいません…
僕もアニバーサリーなら欲しくない ![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
皮肉なことに…最も不人気で格好悪い
アニバーサリーの生産台数が一番多い ![グラサン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/021.png)
![グラサン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/021.png)
親会社がクライスラーになったことで
販売に好影響があったのだろうか…
フロントグリルはLP400はボディーカラー
に関係なくブラックに統一されていたが
LP400S 以降のモデルはボディー同色に
塗装され、ホイールアーチの形も
丸ではなく角ばった形状に。
アニバーサリーからサイドスカートが
付き、ボディー下への空気の流入は
軽減されたかもしれないが…格好は悪く
なった
(クワトロバルボーレにも
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
サイドスカート付きの個体がある)
親会社がアメリカのクライスラーに
なって製造されたアニバーサリーは
(現在のランボルギーニはアウディ傘下)
デザイン面でかなり手が加えられ
サイドウインドウ後ろのラジエーター
冷却の形状がスリットになり
テールには不恰好なバンパーが…(*_*)
美しかったテールランプ周りのデザイン
にもカバーが付けられ…
リアタイヤ前にもスリットが加えられ
さらに車重も重くなった。
カウンタックのデザイナー
マルチェロ・ガンディーニも
アニバーサリーのデザインを
インタビューで嘆いている ![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200130/18/shocking-pink-bird/11/39/j/o0906047714704908872.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200130/18/shocking-pink-bird/d9/fd/j/o1010066314704908873.jpg?caw=800)
LP400 キャビン上…ルーフに凹みが
あるのお分かりになるでしょうか?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200130/18/shocking-pink-bird/ee/39/j/o1022051714704908876.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200203/19/shocking-pink-bird/b3/e2/j/o1054053214707210400.jpg?caw=800)
下の画像は… 上から
LP400… LP500S… アニバーサリー
違いは一目瞭然…。アニバーサリーは
不恰好なバンパーが付き、
至る所に後付け感たっぷりのスリットの
付くデザインに。
テールランプ上下にカバー。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200201/23/shocking-pink-bird/51/8f/j/o0854108014706105673.jpg?caw=800)
下の画像、上からLP400
LP500Sから、クワトロのいずれか…
一番下がアニバーサリー。
同じ構図、ライトを上げた画像ですが
アニバーサリーだけ…のっぺりした感じ…
ポジションランプ形状、
エアインテーク、サイドスカート、
グリル… どれを取っても…![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/18/shocking-pink-bird/d8/cf/j/o0712108014706499200.jpg?caw=800)
カウンタックの凄い点に
職人的芸術的フレーム…が挙げられる。
超高剛性、軽量の鋼管スペースフレームで
その出来は市販車レベルを超え
レーシングカーレベルのそれで
マセラティのレーシングカーのフレーム
バードケージ以上の複雑さ。
現在では製造コストの観点から
モノコック以外のシャシーを見ることは
ないが、60年代、ギリギリ70年代まで
このように独立したシャシーに
応力を受けない薄いパネルを
貼り付けていた時代。
斜め継ぎ合わせを多用したフレームは
高い剛性を誇るものの
非常にコストのかかる作り。
カウンタックのフレームは
フェラーリのレーシングカーのフレームを
作っていた門下生モデナのマルケージ社製
下の画像は、プロトタイプ。
たった1台だけ作られ
その後クラッシュテストにて廃車に。
前記のバードケージのフレームではなく
セミモノコックで設計されたものの
剛性不足により、バードケージに変更。
デザインも幾つかに違いが。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200202/21/shocking-pink-bird/16/11/j/o1080065114706609083.jpg?caw=800)
※画像は…全てお借りしました_(._.)_
今回のブログは、898回目
次の次は、900回なんだけど…
年末にモフィ出したからな~(^o^;)(笑)
特別なこと書こうとすると、えらく
時間がかかるから… どうしようかと…
999回、1000回記念までは普通に
しましょうかね…(^o^;)