今日も快晴の関東地方。
 
そろそろ一雨ほしいかな~(^-^)
 
 
今日はまた車だから…
 
また忠告されますね…きっと…ガーン
 
 
 
 
今日はイギリスのスポーツカー
 
ロータスの車から適当に見つくろって
 
写真を眺めて頂こうかと… ニコニコ
 
 
 
その前に簡単にロータスという
 
カー・メーカーの特長を。
 
ロータスはイギリスにおいて、創設者の
 
コーリン・チャップマンが興した会社。
 
レース好きで、自らレースに出場し
 
自身が勝つために試行錯誤しながら
 
他メーカーのエンジンを流用し
 
車を作っていた。
 
その後レースから退き、メーカーの
 
社長として数々の名車を輩出した。
 
全時代を通してロータスらしい特長と
 
言えば、シャシー性能がエンジンに
 
勝っている車……ということ。
 
だから、ハンドリング性能に優れ
 
よく他メーカーの車に
 
ハンドリング・バイ・ロータス…
 
などと銘打った車が存在するのも
 
そういう理由。
 
例えば、華奢なシャシーにハイパワー
 
エンジンを乗せれば、パワーに対して
 
シャシー性能が追いつかなく
 
ハンドリングに悪影響を及ぼすが、
 
ロータスはシャシー性能に対し
 
若干アンダーパワーのエンジンを乗せ
 
優れた旋回性能、スポーツカーらしい
 
加速、減速性能を追い求めた哲学を
 
持ったメーカーだ。
 
F1でもロータスは新技術を開発し
 
ダウンフォースを早くから取り入れた。
 
(風で車体を地面に押しつける技術)
 
 
 
脱線し過ぎると車の紹介が短くなる
 
のでこの辺で…。てへぺろ
 
 
 
まず、ロータスで取り上げなければ
 
ならないのが名車ロータス7
 
 
 
 
ロータス7
 
 
1957年発表。
 
ロータス7はシリーズ1から4まで
 
製造され上の画像はシリーズ2。
 
必要最低限の装備しかないため
 
車重は500キロほどしかない。
 
現在の1000ccクラスの半分ほどの
 
重さしかないので、加速、減速ともに
 
優れ、軽量故にコーナリング性能も高い。
 
また、キットカーとしても販売され
 
部品はバラバラに納品され、ユーザーが
 
組み立てるという…販売方法もあった。
 
 
後に製造権を売却し、
 
現在はケータハムバーキン等の
 
メーカーによって作られている。
 

 
ケータハム・セブン160

 
 
 
ロータス・エラン
 
 
屋根もろくにない7シリーズから
 
11まで製造した後
 
メーカーとしてある程度、日常に使える
 
車造りを目指したロータスは
 
1962年に エラン を製造する。
 
エランも、スポーツカーとしての資質は
 
優秀で、変わらずの軽量設計。
 
後にマツダ・ロードスターに
 
影響を与えた。
 
 
1991年に2代目エランが
 
デビュー。ロータス初のFF車となり
 
当時、提携関係にあった日本の ISUZU製
 
エンジンを載せた。デザインはそれなりに
 
良いもののFFという理由や、
 
フロントヘビーで前後重量配分が適正
 
でないこと等々の理由から
 
ロータス・ファンの評価は高くない。
 
 
 
2代目エラン
 
 
 
ロータス・ヨーロッパ
 
 
初代エランの後、レース界では常識と
 
なっていたミッドシップ方式を
 
採用したのがヨーロッパ。
 
1966年に発表し、72年のモデル
 
スペシャルは旧型ヨーロッパの最も
 
人気のあるモデル。
 
シリーズ1の車重はわずか 610キロ。
 
現在のマツダ・ロードスターが
 
軽量化に非常に努力して1000キロほど
 
あることを考えれば、いかに軽量か
 
わかる。車高もカウンタックなみの
 
低さで、1070ミリを切っている。
 
 
 
ロータス・ヨーロッパ
 
 
 
初代ヨーロッパは、とりわけ日本で
 
人気が高い。スーパーカーを題材とした
 
マンガ「サーキットの狼」の主人公が
 
乗る車として描かれたのがその理由。
 
コーナリングマシンとして評価が高い。
 
 
 
 
ロータス・ヨーロッパ
 
 
 
ヨーロッパにも2代目が存在する。
 
現在は出来るだけコストダウンする為
 
プラットホームや部品を共有して
 
複数のモデルを展開することが多い。
 
エリーゼを発端とする車種拡張の一端で
 
最近のロータスはどれも、エリーゼ
 
姉妹車種的な違いしか見受けられない
 
のが残念だ。時代と共に
 
衝突安全性や快適装備などで
 
車重は増えて995キロと、
 
僅かに1t を切っている。
 
 
 
 
2代目ヨーロッパ S  2006年
 
 
ロータス・エリーゼ  1995年
 
 
 
ロータス・エスプリ
 
ヨーロッパの後継モデルとして
 
1975年にデビューしたエスプリ
 
それまでのロータスと比較すると
 
大型化したが、エンジンのパワーアップ
 
の恩恵と、ジウジアーロのデザインで
 
スーパーカーの仲間入りをした。
 
デザインの元は、ジウジアーロが
 
ショーカーとしてデザインした
 
マセラティ・ブーメランが元と言われ
 
初代エスプリは、直線を基調とした
 
エッジの多いデザインとなった。
 
ヨーロッパ同様、
 
相変わらずの車高の低さ。
 
スーパーカーのエンジンはV8
 
もしくは12気筒と言われる中、
 
エスプリは世界最速の4気筒
 
スーパーカーと言われ
 
最終モデルでは8気筒モデルも
 
追加された。
 
尚、映画「007 私を愛したスパイ」で
 
潜水艇に変わるボンドカーに使用された。
 
 
 
ロータス・エスプリ
 
 
 
 
 
 
マセラティ・ブーメラン
 
 
 
 
ロータス・エクラ
 
2➕2シートのFR車。
 
ロータスのモデルの中では
 
パッとしない存在であったものの
 
2018年の視点で見直してみると
 
デザインはまんざらでもない。
 
 
 
ロータス・エクラ
 
 
 
ジャガーがインド企業の傘下に
 
なったように、ロータスも
 
マレーシア系企業を経て
 
現在は中国企業の傘下になった。
 
 
 
 
ロータス・エクセル
 
 
 
最後までお読み頂き
 
ありがとうございます(^-^)