昨晩、遅めの仕事から帰ったら、
次男はもうすでに寝てた。
ママに聞いたら、
今日、次男と2人でドラえもんの映画
『ドラえもん のび太の新恐竜』
を観に行ってきたらしい。
5歳の次男は、
やっとドラえもんのストーリーが理解できるようになったのか、
くいつくように、
目をキラキラさせて、
観ていたんだって。
そんな風に映画を見れたことのなかった次男は、
そのことがとても嬉しかったらしい。
帰り際に館内に設置された
UFOキャッチャーのドラえもんの人形を
見つけた次男は、
それがどうしても欲しくて、
記念になったらいいなと、
2人で頑張って取ろうとしたんだって。
でも、、
いくらやっても全く取れる様子のない
ドラえもん。
いつもなら、
UFOキャッチャーが得意な僕か長男がとってあげるところを、
その2人のいない中で、
ママと頑張ってトライしたけれど、、
3千円使っても取れなかったらしい。
ダメか、、、
万が一と、
売店も覗いてみたけれど、
ドラえもんのぬいぐるみは全て売り切れ。
肩を落とす次男に、
「また今度ダダとお兄ちゃんがいる時に取ってもらおうね」
と慰めて、
その映画館を後にしようとした、
その時、
突然、2人の若者が駆け寄ってきたんだって。
「え？」
その2人はさっき、
横のもう一台のUFOキャッチャーで
遊んでいた子たち。
「もし、良かったらどうぞ」
と、差し出すその手に持っていたのは、
どうしても取れなかったあのドラえもんのぬいぐるみ。
次男がその場を離れた後に、
どうやら取ってくれたらしい。
実は、取るのを諦めたあと、
男の子2人がその台に移って取ろうとしていたのを、
ママは横目で見ていたから、、
あーあ、取られちゃうかな、、って、
思ってたんだって。
でも実は、
次男のために取ろうとしてくれてた、、、
てか、そんな素敵な話あるんだね。
世知辛い世の中と、
悲しい話題の多かった昨今、
この世の中も捨てたもんじゃないよ。
見ず知らずの若者2人にこの場を借りて感謝をします。
「ありがとう」
もしこの国が
貴方達がしてくれたような善意で、
溢れたなら、
もっともっと幸せな国になるんだろうな。
この善意をまた僕は違う人に与えていかなきゃ。
へえ、、、
そっか、、
良かったね。
それは嬉しかったでしょ。
だから、大事そうにそばに置いて寝ているんだね、、、。
後でその時の話、
次男からも聞いてみよう^_^
読んでくれてありがとう。
今日も一日張り切っていきましょう！
でほまたっ。
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