高校生のころ
周りの男友達の間では
オートバイに興味がある者たちの会話が続いていく
「やっぱ2stレプリカだな、NSR!」
「いーや、アメリカンだ。スティードかっけー」
「ゼファー400 アイツ買ったらしいぜ」
あのころはレプリカブームというのも落ち着きを見せて
中型免許で乗れる、様々なバイクがあった
バイトをして貯めたお金でバイクを買ったり、
免許を取りに行ったりするヤツが日増しに増えていった
高校在学中にバイクの免許をとることはできなかったけれど
実家には親父が買ってくるバイク雑誌があったので
よく読んでは妄想に耽ったりしていた
音楽のこと、バイクのこと
いろんなことに影響を受けながらも
気がつけば、高校卒業後の進路を決めなければいけない時期になっていた
大学進学なんて自分には到底ムリ
友達と遊んだり、バイトしたりの日々で
勉強など二の次だった・・・
たとえ大学に行ったとしても
何を学べばいいのかわからず
結局遊んで暮らしてしまう可能性が大いに考えられると
自分なりに考えていた
結局、専門学校に進学することに決めたのだが
問題は音楽関係の専門学校か、
自動車整備の専門学校か
この先の自分の生き方を左右する分岐点
僕は当時親父が所有していた
トライアンフ ボンネビルT120Rを眺めながら
自分の将来の姿を想像してみた