こちらでは、ダイエットに取り組むための「運動」という見方で書いて行きたいと思います。

ところで、「運動」ってどういうイメージでしょうか?
サッカーや野球のような球技や陸上・水泳等の競技を思い浮かべる人が多いと思います。
でもこれは、スポーツであって、ダイエットに必要な「運動」とは必ずしも一致しないと思います。

一言で言うと、体を動かすことは、全て「運動」なんです。

昔の人は、意識しなくても生活の中で運動していました。
というか、自らが動かなかったら生活になりませんでした。
掃除も洗濯も炊事も全部人力が必要だったから。移動手段も徒歩が中心。
今、力作業は機械がやってくれます。移動手段は自動車や交通機関が発達して、それ程歩く必要が
無くなりました。

つまり、現代は自らが意識して体を動かさないと、それだけで運動不足になる時代なんです。

私は生活指導の中でウォーキングを勧められましたが、あまり考えずに「とりあえずやってみるか」
と軽い気持ちで始めました。
私も「運動」は、激しい動きをするものだと思っていたのです。

実際にやってみたら、これはりっばな「運動」だと気がつきました。
しかも馴れてくるにしたがって、距離を伸ばせるようになってくることにも気づきました。
最初、週末に40分×2回(昼食と夕食の後)で始めた歩きは、1年3ヶ月経った今、同じ週末でも
2時間以上楽に歩けるくらいまでになっています。

私の場合は、最寄り駅から家まで10分ちょっとかかる所に住んでいるので、比較的歩くことには馴れていた
と思います。
でも2年前、いや1年半前の私には、今の私の姿は想像出来ませんでした。

思い込みは持たないに限るものだなと実感しました。