(2011年01月08日、当時のmixi日記、原文のまま)


【産経ニュースより】
 5日午前5時35分ごろ、大阪府羽曳野市の理容業、○○△さん(75)方から出火。木造2階建て店舗兼住宅約120平方メートルを全焼、焼け跡から男性の遺体が見つかった。△さんと連絡が取れなくなっており、府警羽曳野署は、遺体が○○さんとみて身元確認を急ぐとともに、出火原因を調べている。
 同署によると、○○さん方は5人暮らし。△さんの「火事だ」との叫び声を聞いた孫娘(18)が、2階で寝ていた家族を起こして逃げ、ほかにけが人はなかった。△さんは足が不自由だったという。


一昨年の夏、デイ介護施設の送迎の仕事をしていた頃、
週に3度程、担当していたおじいちゃん。

2階に上がれないために、実質廃業状態だった
1階の店舗で寝泊りしていたおじいちゃん。

時間通り迎えに行ってもいつも支度ができておらず、
おばあちゃんに叱られてばかりだったおじいちゃん。

店舗から車までの歩行は介添えが必要で、
施設に付いてからは歩行器で歩いてたおじいちゃん。

無口だったのか、会話が不自由だったのかは判らないけど、
3ヶ月間一言も車中でしゃべらなかったおじいちゃん。

デイ施設に着くとたまに
軽く右手を上げてくれたおじいちゃん。

夕方送って帰ると必ず店の扉の前で待っていた
ぽっちゃり太ったペットのドラ猫が迎えてくれた。


仕事を辞めてから実質1年半。
その後の体調の回復・悪化状態は知る由もなかったけど、
よく行くスーパーへの道中にある理髪店なので、
そこを通る度に横目でドラ猫を探しながら
おじいちゃん元気かなぁって考えてた。


身体が不自由で家族の介護を必要としたおじいちゃんが、
あのしゃべったことのなかったおじいちゃんが、
最期に家族を救ったんだ・・・
人生最期の言葉で・・・


昨日の夜、いつものスーパーへ。

大きなブルーのシートで覆われた理髪店。
その上にかすかに覗く焼け焦げた看板。
ドラ猫もおじいちゃんも居ない風景。


おじいちゃん、
天国では歩行器なしで自由に歩けてますか?

合掌・・

YouTubeに投稿している動画
『写メBEST2008-2010 癒しのオルゴールとともに 』
にこんなコメントを頂きました。

「探してましたT-T 
震災のときもずっと聴いてました。
PCがダメになってデータがな­くなったので、探していたんです。
この曲。景色も素敵です。by­仙台」


著作権の問題で以前のアカウントが削除されてしまったため、
「探してました」なんですが。

胸が締め付けられ言葉がつまりました[m:56]

離れた場所、知らない人、共有できない体験・・・
しかし、
空は繋がっていました!
地球はひとつでした!
人の思いは距離を越えました!

まだまだ続いてる余震。
放射能汚染の恐怖・不安。
遠い場所から祈るこしかできないけれど・・・
物理的にも経済的にも、そして精神的にも
一日でも早い復興を・・・

YouTube動画


◇◆◇雨ときどき虹◇◆◇ 


空を見上げ
少年は鳥に憧れた
空を眺め
少年は翼が欲しかった


自由に飛び回りたい
好きな場所に行きたい
そして
現実から逃れたい・・・


土を踏みしめ
少年は獣と闘った
土を蹴り上げ
少年は壁に挑んだ


弱さを打ち破りたい
強さを手に入れたい
そして
現実に勝ちたい・・・



少年は知らなかったから
空では君と出会えないことを


少年は気付かなかったから
翼では君の手を握れないことを


少年は知らなかったから
強さは時に過ちを犯すことを


少年は気付かなかったから
弱さが優しさを生み出すことを



今ぼくが欲しいもの

繋いだ手から伝わる温かさ


今ぼくが欲しいもの
君と一緒に歩ける時間


今ぼくは立っている
全ての挫折と後悔の上に


今ぼくは立っている
幾多の涙と悲しみの果てに

時々、雲に憧れる


自由気ままに
ふわふわゆらゆら


だか雲に心はない
意思はない 自我はない
自分の思いとは関係なく
生まれて流され消えていく


それでも雲に憧れてしまうのは
今、人と人の間で
しがらみや軋轢や混乱の中で
抑圧され制御され束縛され
悩み苦しみもがきながら
生きてるからだ


だけど人と人の間にしか生まれない感情がある
愛する人を守りたい思い
大切な人を失くしたくない思い
そのために生き抜きたいと思う決意



◇◆◇雨ときどき虹◇◆◇ 


元気に笑顔で上を向いていれば
いつかあの雲を追い抜いて
空へ届くんだ
そう語りかける向日葵を見ながら
拭った額の汗を舐めてみると
少し塩っぱかった
・・・生きてるんだ



遠い空の下で
病と闘ってる友に捧ぐ・・・



◇◆◇雨ときどき虹◇◆◇