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これからの人生において本とどう付き合っていくか?いろいろと考えさせられた。
先日の新聞にも載っていましたが、学生の活字離れが進み、読書時間が「ゼロ」というツワモノが4割強だそうです。彼らは「僕は他人から影響を受けたくないので、なるべく本を読まないようにしてるのです。」と口にするそうですが、詭弁ではないかとその時は思っていました。
人が生きることは、根深いところまで「言葉」で貫かれている。だから生きることと本を読むことは切り離すことができない。言葉をつむぐことが生きることにつながる。かっこよく言えば、自分が本を読む理由はこんなところにあるのかもしれません。
しかし、筆者は本書の中で、「読書は知識の詰め込みをしているに過ぎない。余分な知識は頭の働きの邪魔になる。自分で考えないで本に答えを求めるのは、単に人の真似をしているのに過ぎない。」とかなり手厳しいです。
そして、危ない読書として、ある本を挙げ、ぞくぞくするほど興味をそそられたが、この先を読んでしまうと、この先ずっとこの本に縛られて、身動きが取れなくなるだろう・・・」とも記しています。おいらだったら、きっとその誘惑に抗うことはできないでしょう。
知識が増えれば増えるほど、それと反比例するように、思考能力は低下する。本を読んで自分なりに噛み砕き、消化する必要はあるとは感じますが、やはり違和感は否めません。
もっとも、おいらは心配するほど、本を読んでいないか・・・
内田百閒「百鬼園随筆」
寺田寅彦
機会を見つけて読んでみようと思います。