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スカイアクティブ・クリーンディーゼル・あえてのマニュアルミッション・・・最近マツダが元気がいいなぁ~と感じていたのはこんなからくりがあったとは驚きです。
冒頭より引用
エンジンに置いた手のひらから伝わる振動で、エンジンの気持ちを感じ取る。気持ちだけではない、エンジンの意思までも感じ取りたい。ことばを交わしたい。
エンジンの中でどんなことがおきているのか?吸い込んだ空気と燃料をおいしく感じているか。ちゃんと消化しているか。腹痛を起こしてなきか。エンジン自体が「こうしてほしい」「こうしてくれればもっと気持ちよく回転してやるのに」という訴えを、自分は十分理解しているか・・・
筆者の羽山氏のまるで我が子をいつくしむような並々ならぬ愛情を感じる一文です。
マツダが世界一のエンジン?はじめは半信半疑で手にした本でしたが、読み進めるうちに納得しました。古くて新しい指標「熱効率」で世界一を目指して、エンジン開発に情熱を愛情を注ぎ込んだ男たちの物語です。
動力性能や燃費などのスペックを追い求めても世界一のエンジンは作れない。そもそもエンジンに求められるのは何だろうと原点に回帰することから物語は始まります。
自動車が世の中に誕生して120年あまり。その間に自動車は進化し続けてきました。それにもかかわらず、ガソリンエンジンの熱効率は30%に留まっているそうです。つまり燃料の持つエネルギーの3分の2以上は無駄にに浪費されているというのです。
そこで、エンジンにも求められる機能がこの化学エネルギーを運動エネルギーに変換することにあるとするならば、その変換率=熱効率に着目してこれを評価基準とした。その指標はガソリンエンジンの熱効率をディーゼルと同様の40%まで高める!!ディーゼルエンジンは50%を達成する!!
その解決の糸口がガソリンエンジンの圧縮比。実用的な限界が11~12程度と考えられていた常識にあえて挑戦し、圧縮比14でもノッキングすることなくエンジンが気持ちよく回る技術を確立したこと。反対に熱効率を向上させるためには圧縮比を下げ、機械的な損失を少なくすることが有効な手段だとわかっていたディーゼルエンジンについては、技術的に16をきることは困難とされたいた壁を打ち破って同様に圧縮比15を獲得したとあります。なるほど・・・納得の解説です!!
若いころバイクのシリンダーヘッドを研磨して、薄いガスケットに交換して、ハイオクをいれて・・・ポートを鏡面加工したり・・・そんなことに夢中になっていた時代を思い出し胸が熱くなる思いでした。
判官贔屓ではないのですが、僕もなんだかマツダを応援したくなりました。