フンパヨンというのはクメールの人形の魔術人形のようです。

調べたら藁人形的な物が出てきましたガーン



監督さんも持ってきてましたよチュー
これはいいプンパヨンだそうです。(そらそうだ)
監督さん自ら、開演前、映画館の外に並んでる行列の動画写してました爆笑
日本に初めて来て、こんなに大きなイベントに参加できて、そして映画館に入るのにみんなが列をなしているのを見て、温かい気持ちになったと言っていました。(これは訳なくてもわかりました)
通訳さんは昨日と同じ方。質問コーナーは色んな国の方が来ていて、日本で仕事をしているタイ人の方とか、中国系?英語で質問してたけど見た目アジア系だったしそれほど英語も流暢ではなかったのですが、通訳さん英語もちゃんと日本語とタイ語に訳してましたよ❗❗❗
 
素晴らしい。


さて。本題。
ストーリーは四年前に出家(多分一時的なやつです。終わったら連絡するって言ってたんで。徳を積むために男子は出家する人が多いそうです)し、その後消息を絶っている兄に両親が亡くなったことを告げるためにターム(Phuwin)が島を訪れ、その島特有の宗教に違和感を感じます。正義感の強いタームはその宗教に対して意見し、そこから対立したように思われたのですが、その実、私欲や呪術など様々な事が絡む闇に巻き込まれていく………というような感じのストーリーです。

Upはその島で寺に育ててもらっている自閉症の男性という設定。タームのことを世話するように言われますが、自閉症なので簡単な事でも言われたことを全うできないのですが、子供っぽい可愛らしさもあるキャラクター。

Phuwinは普段体格の良い俳優さんたちに囲まれているので全然大きく感じないんですけど、この映画を見ると割と体格いいんですねびっくり

あと一人私が知っていた俳優さんがこちら。
 この方もBankらしいです。(今知りましたチュー


Destiny Seeker The Seriesに出演している俳優さん。BLです。

こちらはUpのインスタより。
これはBehindですかね。
こんなに明るい感じの絵はなかったですびっくり
島に入る前と島から出るときだけかな?明るかったのは。



俳優さんたちの演技は素晴らしかったです。
この左下の女優さん、Last Twilight に出てた方ですよね。

取り憑かれたみたいな演技を、統合失調症の激しい症状みたいだなーと思いながら見ていました。(職業病)
てんかん発作起こした後、脳のホルモン分泌器官が不調を起こしてあんな感じ???(映画はそんなんじゃなくて、呪いだったんですけど)
本当に、幻覚妄想の精神運動興奮状態ってあんな感じです。
昔の人はなぜだかわからなくて、人格が崩壊してしまうから呪いだと思ったんでしょうね。

たまに患者さんで5秒前には穏やかだったのに急に人格が変わったように表情、口調、行動が変わってしまう人がいて、「取り憑かれてる???」って本気で思うことがあります。

話は逸れましたが。
テーマは「人の恐ろしさ」なのかな?

でもやっぱり精神科ナースの私としては、集団心理とか、人としての善悪を自閉症で知的障害のある人にどうやって教えていくのかとか、そっちの方が気になった作品でした。

個人的には「親友かよ」の方が好きですが、「親友かよ」はまだ日本での供給が決まっていないそうです。プンパヨンは夏に映画館で見れるみたいですよ❗❗❗👍👍👍👍

さて、本日最終日。
コンペティション部門のグランプリに輝くのはどの作品なのかが気になります❗❗❗❗